臨床心理コース
こころの働きとその問題について理解を深めるとともに、多様な支援手法を実践的に学ぶことで、自他の心理的問題を解決する力および対人援助の基本的素養を育成します。
心理実習Ⅰ
「心理実習Ⅰ」は、2年次後期に開講されている、公認心理師受験資格必修科目の一つです。本学では心理実習はⅠからⅢまで開講されていますが、その一つ目である「心理実習Ⅰ」では、まず公認心理師が働く現場を知ることが主な目的となります。公認心理師が働く分野は多岐にわたります。医療保健分野、福祉分野、教育分野、司法犯罪分野、産業分野が主要な5分野とされていますが、「心理実習Ⅰ」では多くの施設と関係者の方々にご協力いただき、これら5分野の施設の特徴や、そこで心理職はどのような仕事を行っているのかについて学ばせていただいています。
学生たちは、初めて目の当たりにする各施設の設備や支援の実際などに興味を惹かれながら、先生方の支援者としての姿勢に深く学びを得ています。3年次には「心理実習Ⅱ・Ⅲ」も開講されます。「心理実習Ⅰ」で学んだことを土台に、心理支援者としての姿勢とスキルの学びを積み重ねていきます。
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心理演習Ⅰ・Ⅱ
発達検査や人格検査などの心理検査およびロールプレイを用いた心理面接について実践的に学びます。これを通じて、臨床心理学的援助において必要なコミュニケーションスキルを身につけながら、心理検査や心理面接の技術を習得します。
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心理実習Ⅱ・Ⅲ
３年次前期（心理実習Ⅱ）・後期（心理実習Ⅲ）に、施設実習（保健医療分野、福祉分野、教育分野）のいずれかにおいて現場の実習指導者による指導を受けながら心理支援について体験的に学びます。
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心理療法基礎実習Ⅰ・Ⅱ
心理療法の理論や技法を、実習を通して学びます。これにより、心理的援助に関する各理論をより深く学ぶとともに、自他の心身を制御する力など、心理専門職と心理学を活かす職業の双方で活用できる臨床心理学的な基礎力を習得します。
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