心理学科Todayに「心理学科とは」というカテゴリーがあります。
ここでは、学科パンフレットとToday関連記事に触れながら、心理学科について紹介します。
今回は、「人間関係コース」について取り上げます。
人間関係コースについて教えて?
ポジティブで充実した人間関係を築くための学びを進めていくコースです。
人間関係に関する心理学を総合的に学ぶことで、自己理解を深め、他者と関わる力を磨きます。人間関係における得意を伸ばし、苦手を克服することにより、社会の一員としての力を育成します。
このコースの学びを通して、ピア・サポートの力を養うことができます。また、ピア・サポート資格の申請※1も可能です。
※1 認定に必要な科目を履修し、課外活動などを行った上で日本ピア・サポート学会に申請することで取得できます。
人間関係コースにはどんな授業科目があるの?
特徴のある4つの科目を紹介します!
人間関係実践演習
初めての料理をレシピだけで美味しく作ることは困難です。心理学の学びも同様で、知識を技能に変える必要があります。この授業では、受講生自らが人間関係について試行錯誤をしつつ学んでいく「ラボラトリー方式」の学習を行います。この体験により、講義で学んだ知識の理解を深め、理論を活用可能な技能に昇華させ、自他や人間関係への気づきを獲得します。
集団心理学
社会生活では集団やチームで活動したり課題を解決したりする機会が多く存在します。この授業では、メンバーのやる気のしくみや、集団をまとめるリーダーの働き、人と人との相互作用の影響など、集団における協働を促すための知識を学びます。
心理学フィールドワーク( 人間関係)A・B
人間関係コースの学びを踏まえ、先輩として指導する立場となる「メンター」として活動したり、地域のボランティアに参加したりします。このような実際の社会生活で人間関係の心理学を活用することで、人との関わりに関する理解をさらに深めながら、自己や他者との交流のあり方について学びます。
ピアサポート
学業や大学生活について学生同士が「ピア(仲間)」として支え合い、助け合うことで、他者を支援する力と自分自身を客観視する力は育成されます。本科目では、このようなピアサポートに関する基礎理論と基本的態度の習得を行います。
写真はすべて2020年3月以前に撮影
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