国際キャリア学科（ICD）の卒業生のなかには、英国航空（BA）の客室乗務員として勤務しているH.Kさん（福岡県立筑紫高等学校出身）をはじめ、AIG損害保険やロクシタンジャポンなどの外資系企業に就職して、活躍しているOGもいます。現４年生からもH.Iさん（純心女子高等学校出身）がスイス系企業に内定しています。

 

先日は国際的な企業でのキャリアを目指す３年生を対象に米国系の金融機関であるステート・ストリート信託銀行での研修を実施しました。米国のボストンに本拠を置くステート・ストリート・グループの持株会社であるステート・ストリート・コーポレーションは２３０年以上の歴史を持つ世界有数の金融機関で、世界１００以上の国・地域で約４万人の従業員を擁して業務を展開しています。日本のステート・ストリート信託銀行は機関投資家向けの資産管理業務等を行っており、福岡営業所は２０１２年に開設されました。

 

研修では同行の沿革や業務内容等に関する説明と質疑応答に続いて、オフィスツアーが行われました。学生たちは約２０の異なる国籍の行員の方々が働く職場を興味深そうに見学していました。研修の最後にはご自身、女子大のご出身であるアリソン・バーチCOO（最高執行責任者）より外資系金融機関でのお仕事や求められる人材像、そして女性のキャリア形成について、流暢な日本語でご講義いただき、学生たちは真剣な表情で聴き入っていました。お忙しいなか、丁寧にご指導いただきましたステート・ストリート信託銀行の皆様、本当にありがとうございました。