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2025.02.14

メディア・コミュニケーション学科

アニメ制作会社に勤めている卒業生のインタビュー④~大学編~

アニメーションの企画・制作会社である「株式会社トリガー 福岡スタジオ」に勤めている、メディア・コミュニケーション学科1期生の堀本紗代さんにお話を伺っています。 ①経歴編 ②仕事編 ③職場編

ーアニメや音楽など幅広いエンタメが好きで、将来そういう仕事に携われるような知識を身につけたいと、メディア・コミュニケーション学科に入学されたそうですが、実際に入学されていかがでしたか?
フォトショップやイラストレーター、プレミアなどの編集ソフトについて、基礎的な技術や知識から、実際にフリーペーパーや動画を作成するところまで、さまざまな授業をとおして学べたのは大きかったと思います。私は映像制作が好きだったので、授業で学んだ編集ソフトを使用して卒業制作を行いました。作業できる環境が整っていたのはとてもありがたかったです。
ー印象に残っている授業や、活動などはありますか?
特に印象に残っているのは映像制作の授業と、当時科目としてあったロンドンでのフィールドワークです。映像制作では、先輩と一緒にグループで映像を作りあげました。撮影は楽しかったのですが、編集作業はとても大変でした。でも、先輩を中心にグループで最後まであきらめずに取り組んで、おもしろい映像を作ることができました。映像制作の楽しさを強く感じた授業でした。
フィールドワークですが、ロンドンは景観や文化も日本とは全く違って新鮮で、街を歩くだけで楽しかったことを覚えています。観光とは違い、先生の解説による学びもあってより楽しめました。
英語はほとんど話せなかったのですが、知っている単語とジェスチャーだけでもコミュニケーションが取れ、まずコミュニケーションを取ろうとする意思が大切だということを実体験で学びました。演劇もいくつか観に行ったのですが、なかでも専用の劇場がある『オペラ座の怪人』は特に印象的で、専用劇場でしか観ることができない演出には圧倒されるばかりでした。大学の授業でこのような機会に恵まれ、ありがたかったです。

ー授業以外での大学生活の思い出も教えてください。
2年生の時に軽音楽部に入って、大学生活がより豊かになったと感じています。ライブでの演奏も、音響、照明などの機材設置や操作も、チラシの作成なども全部自分たちでやっていたんですよ。演奏だけではないライブ作りの経験ができたのがとても楽しかったです。同じ趣味を持ったほかの学科の同級生や先輩、後輩と幅広く交流ができたところも入ってよかったと思えるポイントです。
ほかにも大学ではいろいろなことに参加しました。大学の図書館に入れる本を選んでその本のポップを書かせてもらったり、ハロウィンイベントを大学で行ったり、プロジェクションマッピングをしたりなど、福岡女学院大学ではたくさんの経験をすることができました。
先生方や友人たちとは今でも交流が続いているので、大学でたくさんの人に出会えたことにあらためて感謝しています。

ーさいごに、大学受験を控えている高校生や後輩たちへのメッセージをお願いします。
好きなことや、やってみたいと思うことに挑戦してみてほしいです。やってみたら案外できることって結構あると思います。最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、「こういうことが楽しい」「向いているかも」という自分の可能性に気付くには、とりあえずやってみることが大切だと思います。是非大学でいろいろなことにチャレンジしてください!

 


4回に渡ってのおはなしはアニメ制作の現場を垣間見たようでとてもワクワクしました。
堀本さん、ありがとうございました。


(学科Today編集担当)