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2022.05.12

国際英語学科

【学生の活躍】国際英語学科3年生が模擬国連会議全日本大会に参加!

国際英語学科の学生2名が、昨年末(3年次)に東京で開催された第33回模擬国連会議全日本大会に参加しました。

4日間にわたった会議では、日本中から集まった学生がドイツなど国連加盟国の代表を演じて、「民間軍事企業の国際規制」について議論を交わしました。

模擬国連会議全日本大会とは、

全国から国連に興味を持つ学生が集まり、それぞれが国連加盟国の大使の役割を演じつつ国連などの国際機関で行われている会議をシミュレーションし、3泊4日にわたって熱い議論を交わします。

参加者は、配布される議題解説書を読んだり、議題に関する 勉強会に参加したりすることで会議や議題に関する基本的な 知識を身につけ、それに加えて各々が専門雑誌・学術論文・ 国際機関の報告書や実際の国際会議の決議文書などを調べる ことで担当国の立場から議題への知識を深め、会議中の提案 や行動を自ら考えます。

実際と同様、模擬国連会議においてなされる意思決定は成果 文書として形に残されます。そこで参加者は、担当国の大使 として自国にとって有利な内容の成果文書が残るよう様々な 提案を行い、それらへの支持を集めるために行動します。

それでは、第33回模擬国連会議全日本大会に参加した国際英語学科の学生達の感想と大会の写真をご紹介します。

国際英語学科4年生 I.M.さん(西南学院高等学校 出身)

コロナウイルスの感染拡大により、他者との交流や議論の場が縮小され、私自身、留学やボランティアの活動を断念するなど不甲斐なさを痛感することがありました。そんな中、模擬国連会議全日本大会のことを知り、これまでゼミで培ってきた多角的な視点から物事を見る力、考え抜く力を試す貴重な機会となると思い、参加を決意しました。

国連会議では、『モントルー文書における民間軍事会社の規制の在り方』についての会議にドイツ大使として参加しました。会議前は、担当国の歴史や他国との関係性を調査したり、議題解説書を読み込んだりして、議題への理解を深めました。会議では、他学生の発言力や論理的思考力の高さにとても刺激を受けました。また、多様な立場から問題を捉えて発言することは難しくもありましたが、未知のものに挑戦する度胸が身についたと感じています。残りの学生生活も悔いのないよう、何事にも物怖じせずにとことん挑戦していきたいです。

国際英語学科4年生 O.A.さん(香住丘高等学校 出身)

私は、ゼミ担当教授の川端先生より模擬国連会議全日本大会についての情報を頂きました。私は幼い頃から世界情勢に興味があったため、全国の有名大学の学生と議論をできることはとても貴重な機会であると感じ、参加を決めました。

会議では質の高い発言をする学生が多く、積極性やリサーチ力にはとても刺激を受けました。最初はなかなか発言する勇気が出ませんでしたが、間違いを恐れずに発言を重ねるうちに議論に溶け込めるようになりました。会議を通して物事を多角的に捉えることの大切さや相手を納得させるための伝え方、事前リサーチの仕方などを学ぶことができました。

過去の模擬国連大会参加の様子は以下リンクからご覧いただけます:
第31回模擬国連大会全日本大会
第30回模擬国連大会全日本大会①
第30回模擬国連大会全日本大会②

国際英語学科のカリキュラムは、1)高度な英語力養成、2)英語教育分野、3)国際関係論・国際協力論、4)学術研究(英語学)を基軸とした科目で構成されています。
3)の国際関係論・国際協力論では、国際政治や国際協力分野の最新の動向や課題について、実務家教員から学びます。それらにはアジア、アフリカなどの発展途上国の貧困問題や成長戦略、国連平和維持活動の現状、国連、世界銀行、アジア開発銀行などの国際機関の役割と活動実績について、実際に現場に足を運んだ経験のある実務家教員の体験談をもとにした、リアルな学びの機会をお届けしています。