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2021.06.18

国際キャリア学科

Dream Comes True 60(ビジネスの最前線で活躍するICD卒業生③:航空会社編):ジェイエアの客室乗務員として活躍中のM.Y.さん!

このコーナーでは世界とつながる仕事で活躍している国際キャリア学科の卒業生から大学の後輩や高校生の皆様へのメッセージを紹介しています。今回は株式会社ジェイエアで客室乗務員として活躍しているM.Yさん(福岡県立伝習館高等学校出身)からのメッセージです。

M.Yさん(株式会社ジェイエア 客室乗務員)

こんにちは。福岡女学院大学国際キャリア学部を2020年3月に卒業したM.Yと申します。現在は大阪に拠点を置く株式会社ジェイエアで客室乗務員として働いています。

 

客室乗務員の仕事には主に二つの業務があります。一つはお客さまを安全に目的地までお届けしたり、機内の安全を守ったりする保安要員としての業務です。もうひとつは、それぞれのお客さまに快適で過ごしやすい機内を作るサービス要員としての業務です。客室乗務員という仕事は、上空という限られた空間や時間で安全と快適性を実現する仕事だと思います。そのためには、お客さまの気持ちに気づき、寄り添い、共感できる心が大切です。私もまだまだ勉強中の身ですので、この基本を何年経っても常に意識しなければと思っています。

 

ジェイエアは、北は北海道の女満別空港から南は鹿児島県の徳之島空港というように、日本全国を舞台に運航しています。エンブラエルというブラジル製リージョナルジェット機で地域と地域を結ぶ責務を果たしつつ、お客さまお一人お一人との距離の近さを活かした親しみやすさのある機内はジェイエアの強みだと思います。私自身も、お客さまとの距離が近いのはもちろん、フライトを2名の客室乗務員と2名の運航乗務員で担当するため乗務員同士の距離も近く、働いていても温かみのある職場であると感じています。私は1日2便から4便に乗務しており、日帰りや3泊4日の宿泊を伴う勤務パターンもあります。

M.Yさんが搭乗しているエンブラエル

「〇〇をしたら客室乗務員になれる」という正解はないのではないかと思います。私は大学1年生の頃に客室乗務員という仕事に興味を持ちましたが、大学生活ではとにかく自分の好きなことや興味のあることに挑戦しました。例えば、人と何かを作り上げたり、考えたりするのが好きだったので、大学のキャリア開発教育センター主催の課題解決型学習(PBL)に参加しました。また、英語が好きで、海外の生活を実際に経験したいと思っていたので、2年次にはオーストラリアに留学しました。就職活動の際も航空系に絞らず、少しでも興味の湧く企業のお話を聞きに行ったり、インターンシップに参加したりしました。

 

後輩の皆さんには、大学生活のなかで自分の心に素直に生きること、そして常に将来を意識し、想像しながら生きていくことを大切にしていただければと思います。気になることがどんなに小さなことでも構いません。その気づきや思いをぜひ大切にして、皆さんが自分で納得できる人生を歩んでください。そして、周囲の人や支えてくださる人に感謝の心を持って、皆が相手を思いあえる、そんな温かい世界を一緒に作っていきましょう!皆さんの活躍を心から願い、応援しています!

写真提供:株式会社ジェイエア