「舞台制作」とは、戯曲を読み、実際に演技をし、あるいは舞台技術の実際にふれることを通して、戯曲と演技・演出・舞台効果(音響・照明など)の関係を学ぶ授業です。また、集団創作を通して、臨機応変に対応する力やコミュニケーション能力を養います。
今回も、後期「舞台制作Ⅱ」の様子についてご紹介します。(前回記事はコチラ)
上演日まであとわずかとなりました。今回は、音響と照明の二つのチームについてご紹介したいと思います。
音響
音響とは、音響は、音楽、SE(効果音)のプランニング、オペレーションを担当。講師の塚本先生の指示も仰ぎながらプランニングを進める。
——前回のインタビュー後からどのようなことをしましたか?
前回に引き続き、音を探す作業をしていました。ぴったりの音がない場合もあったので、塚本先生に協力していただきながら音を編集したりもしました。また、仕込みやサウンドチェックも行いました。
——そうなんですね。音を扱うことにはたくさんの過程があるのですね。通し稽古を見てどんな風に思いましたか。また、当日は何をしますか。
通し稽古を見たことで、今までは想像していただけのものがはっきりと形になったので、よりイメージがまとまって音を探しやすくなりました。また、劇中にギターの演奏と歌唱の場面があるのですが、そこで使うマイクのセッティングやボリューム調整などが確認できたのもすごく助かりました。上演日までは、集めた音源をパソコンやサンプラーに入れ、滞りなく音が鳴らせるよう準備を固めていきます。
——なるほど。音が入っての舞台上にどのような相乗効果を生むのか、とても楽しみです! では、後期舞台制作を通して、そのチームとしてのやりがいは何でしょうか。
音は目に見えないものも見えるように感じさせられる力がありますが、人それぞれ想像する音は違うため、ピッタリ合う音を探すのが大変でした。時間があまりなくバタバタしてしまうこともありましたが、音響班のメンバーみんなが協力してくれたおかげで、なんとか乗り越えられたと思います。
——苦労を乗り越えた後に団結力が深まり、そこにやりがいを感じるのはとても良いですね。今後、音響班を経験する後輩に向けてメッセージをよろしくお願いします。
音は目にも見えなければ、写真にも残りませんが、舞台を完成させるにあたってとても大きな役割をしており、決して欠けてはいけない大切な要素のひとつだと思います。視界からの情報だけではわからないことでも、「音」という聴覚からの情報を追加することで分かるようになることもたくさんあります。たった1音でその場の空気をガラッと変えることもできます。一見ただの目立たない裏方の仕事のひとつのように思えるかもしれませんが、非常に大切な役割を担っています。音響という役割に自信と誇りを持ってくれれば幸いです!
照明
照明とは、舞台照明のプランニング、オペレーションを担当します。舞台照明家の礒部先生の指示も仰ぎながらプランニングを進めていきます。
——前回のインタビュー後からどのようなことをしましたか?
本格的に照明の仕込み図を書き、どの照明の機材をどこに配置するかを決めました。また、照明を釣る作業が始まり、照明の角度の微調整をしているところです。
どのタイミングでどう付けるかという、シーン入れもしました。
——なるほど。当日に向けて着々と準備が進んでいるようですね。通し稽古を観てどんな風に思いましたか。また今後どのようなことをしますか?
イメージでしか無かったものがきちんと形となったような気がします。照明を操作するタイミングが分かるようになった部分が一番良かったです。
——照明は舞台の雰囲気を一気に変えてくれるのでどのような風になるのか楽しみです。では、後期舞台制作を通して、そのチームとしてのやりがいは何でしょうか。
礒部先生が生徒主体で仕込みをするように心がけてくれているため、自分たちが全力で出来ています。そこにとてもやりがいを感じますし、ありがたいことだと思います。
——たしかに、積極的に動くことがとても大切になってきますよね。そんな照明班としての強みは何でしょうか。
今回の照明班は経験がある人が多いので、自主性を持って動けているところが一番の強みだと思います。
——ありがとうございます。今後、照明班を経験する後輩の方々にメッセージをよろしくお願いします。
分からないことは先生方が丁寧に教えてくださるので、自分たちの好きなようにデザインを作ることができます! 照明を扱うことは、普段あまり経験できることではないので興味があればやってみて欲しいです!
——では最後に、本番に向けての意気込みをお願いします!
まずは、みんなが怪我なく本番が終わるようにします。そして、計画通りに照明を演出できるようにしたいです。キャストさんの演技や、そのシーンが際立つようにすることを頑張ります!
上演は、12月17日(土)です。皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
(担当:「舞台制作Ⅱ」制作チーム)
今回の「舞台制作」の授業については、学科ネットラジオでも紹介されています。(ネットラジオについてはコチラ)


