「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科（ICD）では、２年生、３年生を対象に毎年度、前期と後期にビジネスの現場で学ぶインターンシップ（Business Internship）や実務研修を国内外の企業の協力を得て、実施しています。これらは「現場」「現地」での学びを重視する国際キャリア学科（ICD）のカリキュラムの重要な柱となっています。

今夏はその一環として株式会社ジェイエア様と提携したエアライン研修を大阪・伊丹空港の同社本社で行い、国際キャリア学科３年生を中心に１７名が参加しました。

学生たちは大阪入りした初日に伊丹空港のランプエリアを見学させていただいたのに続き、２日目は①ジェイエア及びにJALグループの紹介、②ジェイエアのESG（環境、社会、ガバナンス）の取り組みに関する講義、②現役の客室乗務員の方による客室乗務員の業務に関する講座、③JALスカイ大阪様のグランドスタッフの方によるグランドスタッフの業務に関する講座を受けたほか、伊丹空港のターミナルとジェイエアのオフィスを見学させていただきました。続いて、実務研修として客室乗務員の機内アナウンスとサービス等についての講習を受けました。

３日目は実際にモックアップで機内アナウンスとサービスの実習、緊急脱出の体験を行いました。この時はジェイエアの客室乗務員として活躍している国際キャリア学科三期生のM.Yさん（福岡県立伝習館高等学校出身）も講師として後輩達の指導に当たって下さいました。

講座と実務研修に続き、学生たちはグループに分かれてご提示いただいた「より多くの大学生にジェイエアを選んでもらうにはどうすればいいのか」というテーマについて協議し、提言をとりまとめて、プレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションの後には講師の皆様から丁寧なご講評をいただきました。

研修後に提出されたレポートからは、学生たちが５日間の研修を通し大きく成長した様子が伝わってきました。お忙しいなか、心を込めてご指導いただきましたジェイエアの講師の皆様、本当にありがとうございました。次回は参加学生の感想（代表）をご紹介します。