国際キャリア学科では「Current Business」の授業の一環として、昨年１２月、志望していた企業への就職が内定し、夢に向けてのスタートラインに立った４年生（国際キャリア学科五期生）と就職活動に臨む３年生（同六期生）との懇談会を開催しました。
卒業研究の仕上げなどで忙しいなか、出席してくれた４年生は各自が就職活動を通して学んだ業界の状況について説明するとともに、後輩達からの質問に対し、優しく、かつ的確なアドバイスを行っていました。コロナ禍の就職活動を経て、４年生はさらに大きく成長したようです。
果敢に夢に向けて挑んだ先輩達の経験とチャレンジ精神は六期生たちに引き継がれていきます。以下は先輩から貴重なアドバイスを聴いた３年生の感想（代表）です。
K.Oさん（福岡県立春日高等学校出身）
就職活動を終えたばかりの先輩方のお話を聞けて、とても濃い時間を過ごせました。内定された業種も様々で、気になっていたことをたくさん聞くことができました。私が希望している企業に内定された先輩もいらっしゃっていて、どのようなことに取り組んでいけばいいのかをより明確にすることができました。スケジュール管理やメンタルケアなど、インターンシップなどで企業の方から聞くアドバイスとはまた違った学生目線のアドバイスをいただけて本当に良かったです。
R.Kさん（福岡県立小倉西高等学校出身）
就職活動の軸や何を大切にされていたか、どのような業界を受けられたのか、どのような流れで内定に至ったのかなど、先輩方に様々なことを聞くことができました。ＳＰＩの対策や自己ＰＲ、学生時代に力を入れて取り組んだことなど、どの企業でも聞かれるようなことを今のうちからよく整理しておこうと思いました。また、先輩方は皆さん、周りと比べるのは良くないとおっしゃっていたので、自分の考え方や軸がブレないように準備しようと思います。
H.Nさん（福岡県立朝倉高等学校出身）
先輩方との就活懇談会に参加して、３年生の今の時期は何をされていたのか、面接は何社受けて、エントリーシートはどのくらい出したのかなど、リアルな話を聞くことができ、得られるものが多く、有意義な時間を過ごすことができました。先輩方のアドバイスを参考にして、企業研究や自己分析、エントリーシートの土台を作っておく準備など頑張っていこうと思います。
K.Mさん（福岡県立筑紫丘高等学校出身）
先輩方のお話を聞いて、人によって就職活動の軸が違うことが分かりました。面接などで失敗した時の対応についてもプラスな捉え方をされていました。内定をもらえなかった時は、縁がなかったと切り替えて、反省点を次回に活かすことが大切であることが分かりました。やはり、実際に就職活動を終えた先輩方にお話を聞くのが一番、良かったです。
Y.Mさん（福岡県立福岡高等学校出身）
これまで、「就職活動はこうでないといけない、こうすべきだ」という型を求め過ぎていたように感じました。先輩方からお話を伺うなかで、共通する取り組みや注意点などもある一方で、意外と人それぞれの取り組み方があり、自分に合った就職活動の進め方を模索することも自身の成長につながるのではないかと思いました。
S.Hさん（福岡県立筑前高等学校出身）
先輩方からどんな準備を行ったか、選考に落ちた時はどうやって乗りこえたかなど、詳しく教えていただきました。面接では緊張するので、ある程度、慣れが必要となることや、周りが内定をもらっているからといって焦る必要はないことなどを聞き、不安なのはみんな一緒だと心強く感じました。先輩によって面接を受けた会社の数も業種も様々で、周りの意見よりも自分がどうしたいかを基準に就職活動をすることが大切だということがわかりました。
F.Mさん（福岡県立香椎高等学校出身）
就職活動を終えたばかりの先輩方からどのように就職活動を行ったのか、どのような面で苦労されたかなど、詳しく聞くことができ、とても貴重な時間となりました。自分が今、何をすれば良いのか把握することができました。準備に遅れをとって様々なことに追われないようにするためにも計画的に就職活動に挑もうと思います。
M.Fさん（福岡女学院高等学校出身）
先輩方からたくさんのアドバイスをいただき、就職活動に対する疑問を解消することができました。先輩方のお話から多様な就職活動の仕方があると感じるとともに、これから３月の解禁までに取り組むことを明確にすることができました。
M.Tさん（長崎県立島原高等学校出身）
国際キャリア学科の先輩方から就職活動について多くのことを学びました。ご自身のエントリーシートやその書き方などを見せて下さり、とても参考になりました。私も希望の就職ができるように、頑張っていきたいと思います。
M.Kさん（興南高等学校－沖縄－出身）
先輩方との就職活動懇談会では、どういうことを心がけるべきなのか、どういう取り組みをする必要があるなどを学ぶことができました。私が特に不安に思っていたのは、不採用だった場合の精神状態のコントロールやモチベーションの維持です。先輩方は、自己分析を通して自分の性格を再確認していたことで、自分なりの壁の乗り越え方を見つけられていました。自己分析は、今後の生き方にも繋げることができるのだと分かりました。自己分析･PRなどに取り組み、スムーズにエントリーシートを書くことができるようにしたいです。様々な人とのコミュニケーションを通して、自分の思いや気持ちが相手に伝わるように言語化できる力も身に付けていきたいと思います。このような就職活動に関してたくさんのことを学ぶ機会を作って下さり、ありがとうございました。
今回の懇談会を中心となって運営した３年生のY.Mさん（福岡県立福岡高等学校出身）と４年生のA.Fさん（福岡県立三池高等学校出身）、A.Fさんは福岡銀行に内定しています。
