高校生の皆さんにとって大学生活はどのようなイメージでしょうか?大学と高校とでは授業内容だけでなく、授業の受け方や「クラス」の概念も異なります。本学では、新入生が大学生活を安心して始められるように、「基礎演習」の授業でしっかりとサポートをし、2年生になると「応用演習」で社会人、職業人として活躍するための基本的スキルを育てます。
今回は、高校生の皆さんへ心理学科の様子を伝えるために、過去のToday記事で「先輩から高校生の皆さんへ」メッセージが書かれた内容を抜粋して紹介します。
2019年度 心理学科1年生の1年間の様子
◆友人がいない状態で大学入学したのですが、基礎演習のおかげで助かりました。皆で協力して行う授業なので、いわゆる勉強だけでなく、たくさんのことを学べます。先生も優しく見守ってくださって、適切なアドバイスをしてくださってので、心強かったです。
◆基礎演習を通して多くの先輩方と交流し、これからの学生生活に生かせる情報をいただくことができ、視野が拡がりました。
◆クラスの仲が良くて、自分の意見を言いやすく、また授業でわからないことを聞くことができました。短い期間でとても良い関係が築けました。
◆先輩にインタビューを行うこと(キャリアインタビュー)で、将来の進路を1年生のうちから現実的にイメージすることが出来ました。
◆入学前よりもほかに人に対する接し方が変わった。相手の表情や話し方が今どんな気持ちなのかも考えられるようになった。また、認知心理学や人間関係を学んだことによって自分自身のことも少し理解できるようになった。
◆女学院で過ごした2年間はとても心休まる楽しい日々だった。勉強しか頭になかった高校時代に比べて、大学生になってやることやできることの幅が広 がったことで、私の世界の色彩が豊かになった気がした。
◆自分の興味のある分野について学べるようになったことで、ストレスなく勉強できて、心理学を学ぶことが楽しかった。
◆自ら選択して決定する機会が増え、自己責任が増えた分、高校生の時と比べて成長した。
希望の進路を選び取ったHさん(製造業の一般事務)とIさん(大学院進学)にインタビューを行いました。
★大学生活を振り返って、福岡女学院大学の心理学科を選んで良かったと思うことは?
Iさん:心理学科では、国家資格の公認心理師に関する在学生に向けた説明会がいち早く開かれるなど、学生がこういうことに困るのではないか、こういう情報が必要ではないかということに適切に対応していただけるところが良かったです。
Hさん:入学当初から少人数クラスでアドバイザーの先生がついてくださいます。先生方との距離も近く、一人一人の学生ときちんと向き合っていただけることが、安心感につながりました。
★心理学科の授業でおススメは?
Iさん:「フィールドワーク臨床(現在の心理実習)」。実際の心理臨床の現場を見ることが出来る授業で、学ぶところが多かった。それまでに学習した知識を踏まえ、その場その場で常に考え、多くの新しい気づき・学びが得られました。
Hさん:「心理療法基礎実習」。サートや心理劇、箱庭療法等、実際に体験することで、楽しく学ぶことが出来 ました。また、グループワークを通してみんなと仲良くなれました。
★共学の高校から女子大学に進学されましたが、「女子大」っていかがだったでしょうか?
Hさん:入学前は、女子ばかりってどうなのかなって思っていました(笑)。でも、自由で気楽、でした。
Iさん:とにかく、「キレイ」(笑)。心理学科は良い人が多く、女子大はなごやかな雰囲気で過ごしやすかった