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2020.10.08

国際キャリア学科

Dream Comes True(就職内定者の声)㊹:H.Iさん(福岡県立香椎高等学校出身)-日本通運株式会社

国際キャリア学科の四期生にあたる現4年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。学科の卒業生が多数、活躍し、現4年生も多くが志望していた航空、旅行、ホテルなど人の移動にかかわる業界では採用活動を停止する企業が続出しました。しかし、こうした逆境のなかでも四期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた4年生(代表)の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第2回は第一志望であった日本通運株式会社様より内定をいただいたH.Iさん(福岡県立香椎高等学校出身、下写真の右)からの喜びの報告です。(写真左は共に日本通運様より内定をいただいたN.Yさん:福岡市立福岡西陵高等学校出身)

右がH.Iさん、一緒に日本通運に内定した学科の同級生のY.Nさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)と!

H.Iさん(福岡県立香椎高等学校出身):日本通運株式会社内定


私はこの度、第一志望だった日本通運株式会社より内定をいただくことができました。

私が日本通運を志したきっかけは、大学一年生の時に大学案内の写真撮影をした時に、日本通運に内定されていた国際キャリア学部の先輩から就職活動の体験談を聞いたことです。物流業界がインフラストラクチャーとして社会に貢献しているということを知り、それから物流について調べるようになりました。

フィリピンのバギオ大学への長期留学や様々な企業でのインターンシップを通して、物流の社会における役割や物流格差を知り、さらに「物流」に興味をもつようになりました。そして、国際キャリア学科の友人を誘って参加した「MEET LOGI」という物流業界のイベントで日本通運の社員の方とお話しする機会をいただき、経済の血流として社会において大きな役割を担っていることに強い魅力を感じ、最終的に物流業界、そのなかでも日本通運を目指すようになりました。海上運輸を中心とした国際物流に特に興味があり、将来は物流のスペシャリストになること、そして物流格差の軽減に貢献できる企画を提案することが目標です。

私は大学入学時から授業等では必ず発言をすることを心がけるとともに、3年次からはなるべく多くのインターンシップに参加することで、初対面の人と話し、人前で発表することに慣れるように努めました。そのためか、就職活動では緊張しすぎることなく、お話しさせていただけたと思います。参加したインターンシップや実務研修で特に印象に残っているのは3年次の夏に参加したアシアナ航空客室乗務員研修(ソウル)です。様々な訓練プログラムのなかに模擬面接があり、緊張しながら臨んだことを覚えています。「自分に負けたくない」「絶対に成長して帰る」という思いで取り組んだことがその後の自信につながりました。

振り返れば、就職活動では本当に多くの方に支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。コロナ禍で通学できないなかでも大学の進路就職課の方が電話でのアドバイスやリモートでの面接練習、メールでのES添削などをしてくださったおかげで、前向きに就職活動に向き合うことができました。国際キャリア学科の同級生たちともリモートで面接練習や意見交換をし、お互いの良いところやアドバイスを言いあい、励ましあいました。

後輩の皆さん、就職活動では周りの意見や状況が気になることも多いと思います。しかし、何事も自分の軸をもって考え、行動することをおすすめします。最後に決めるのも、状況を変えるのも自分です。他の方の意見やアドバイスも大切にしながら、最後は自分で決めていただきたいです。就職活動に関する情報は溢れており、その情報を自分で取捨選択していくことも大切です。その点で日本経済新聞や業界紙を読むことをおすすめします。私は物流業界や企業のニュースを毎日、チェックしていました。

私も就職活動で悩むことはもちろんありました。その時は「結果が出ない時にどういう自分でいられるか」という言葉を思い出し、上手くいかない時こそ落ち着いて自分を振り返ることを大切しました。面接では「上手くこなさなければ」と焦らなくても大丈夫です。志望動機や自分自身のことを話す機会が多いですが、その際、大切になってくるのが自己分析です。「自分らしさ」を最初から見つけようとせずに、自分の過去のことや行動、考え方を整理してみることが大切だと思います。そして、大学生活で何か一つでも自信を持てることを見つけ、それを続けてください。目の前のことに精一杯取り組むことが大切だと思います。その自信がきっと背中を押してくれると思います。

後輩の皆さんのなかには、コロナ禍で留学や海外研修ができなくなった方、就職活動はどうなるのだろうと不安を抱いている方も多いと思います。想像していた大学生活が送れずに苦しい思いをしている方もいらっしゃるかもしれません。是非、就職活動やその他のことでも、先生方や先輩に積極的に相談してみてください。会えなくてもメールで話せます。私も日本通運に勤務されているOGの方にお話を伺って、さらに意欲が高まり、抱えていた不安がわくわくした気持ちに変わりました。お話してくださった先輩方には本当に感謝しています。皆さんも何か聞きたいことがあれば是非、ご連絡ください。ネガティブな気持ちに押しつぶされそうになる時は無理に押し込めるのではなくて、人に話すことで少し楽になれると思います。

高校生の皆さん、私は英語と国際協力、国際ビジネスについて学びたいとの思いから、福岡女学院大学国際キャリア学科に入学しました。入学後は「絶対、後悔のない大学生活を送る」と決意し、三つの目標をもって学生生活を送りました。ひとつ目は大学の授業に全力で取り組むこと(学年1位になり、留学先でもスカラーシップを取ること)、ふたつ目は英語を上達すること、そして三つ目は新しいことにチャレンジすることです。今、振り返ると、この三つの目標とも達成することができたと思います。国際キャリア学科の学びの分野は広く、どの授業もとても興味をもって受講しました。英語学習も、TOIEC®受験対策や英語研究センターでのアドバイスなど多くのサポートをしていただくことができ、充実したものになっています。

国際キャリア学科は何より広く開かれたチャンスの多い学科です。「受け身ではなくチャレンジしたい」「全力で学びたい」という方におすすめします。私が多くの価値観や文化に触れ、学ぶこと、挑戦することに全力になれたのも国際キャリア学科で学んだからだと思います。こうした大学生活での先生方や友人との出会い、日々の積み重ねが私の財産です。アルバイトとの両立など大変なこともありましたが、自分に負けずに楽しみながら全力で学んだからこそ、その過程が本当に自信となりました。皆さんにも、是非、目標をもって、失敗を恐れずに、チャレンジ溢れる大学生活を送っていただきたいです。

☆The Path to Her Dream☆

☆1年生①:新入生オリエンテーションで、真剣な表情!

☆1年生②:クラブ活動で様々な国からの留学生と交流!

☆2年生:フィリピンのバギオ大学に長期留学!

☆3年生①:アシアナ航空客室乗務員研修(ソウル)に参加!

☆3年生②:エイチ・アイ・エスのマカオ支店でのインターンシップを経験!

☆3年生②:ゼミで指導いただいた南川先生の最終講義で!