心理学科では、外部講師、外部の連携機関が充実しており、学生の学び機会を支えています。
今回は「依存症」について学ぶため、医療法人十全会 おおりん病院の公認心理師、神野陽介先生にお話しいただきました。
外来で行われているミーティンググループ『STEP』についてご紹介いただき、依存症に関する理解、精神科臨床の実践について学びました。
神野先生から様々な学びを得たことが、学生の感想から伝わりました。
3名の学生の感想を紹介します。
神野先生、貴重な講義をありがとうござました。
学生の感想
●依存症専門医療機関について具体的に学ぶことができ、大変興味深い時間でした。
依存症の「やめたくてもやめられない状態」の部分で、分かっているけどやめられない気持ちは、自分自身にも覚えのある気持ちだと思い、依存症の方々を少し身近に感じることが出来たように思います。
お酒は、苦痛を緩和してくれる「心の麻酔」で、自分で自分をケアしている(自己治療仮説)という考えを初めて学びました。
私は将来子どもの心のケアに携わりたいと考えています。
子どもの傷つきをケアすることが将来の依存症の予防にもなるのではないかと考えながらお話をお聴きしました。
質問にとても丁寧に答えていただき、感謝しております。
とても学びの多い時間となりました。
本当にありがとうございました。
Mさん(九州文化学園高等学校出身)
●今回の研修で、依存症や治療について深く知ることができました。
特に学びとなったことは、アルコール依存症の背景に過酷な生育歴や孤独など、様々な要因が隠れている点です。
当事者の方の意思だけではなく、環境の問題にも目を向けながら治療を行うことが大切であることを学びました。
また、回復を目指す上で、依存症の方からお酒だけを取り除けば良いということではなく、孤立を防ぐことも必要であるため、心理師の専門性が求められることを理解できました。
安心して気持ちを話すことや人と関わることで予防に繋がると考えます。
私はもうすぐ社会人になり環境が変わりますが、社会人になっても、信頼できる人と時々会って話すこと、人と関わる機会を大事することを心がけたいと思いました。
Tさん(福岡魁誠高等学校出身)
●神野先生のお話を受けて、医療領域での心理職の重要性を感じることができました。
特に、薬では治せない部分を心理職が担い、支援が必要な方の回復に向け他職種の方達と連携する他職種連携について学び、心理支援の場で働くことの具体的なイメージにつながりました。
また、より多くの人が安心して心理的援助を受けられる社会の実現に貢献したいという思いが強まりました。
改めて今回はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
Uさん(岩田高等学校出身)


