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2025.09.16 授業紹介

身近な人のSOSに気づく力を学ぶ—3年ゼミでゲートキーパー研修を実施しました

3年の富永ゼミでは、臨床心理学の理解を深めることを目的に、文献をゼミ生と共に読み進めています。

今年度はこれに加えて、専門職を目指す学生だけでなく、誰にとっても役立つメンタルヘルスに関する理解とスキルを身につけてもらうことを意図して、福岡市精神保健福祉センターから臨床心理士・公認心理師の牛島芽衣先生をお招きして、ゲートキーパー研修を実施しました。

ゲートキーパーとは、家族や友人など身近な人の悩みに気づき、声をかけて寄り添い、見守る人のことを指します。

大切な人が悩んでいるとき、「力になりたい」と思った経験は誰しもあるのではないでしょうか。

当日は、講義とロールプレイを通して、悩んでいる人にどのように声をかけ、話を聴くかを学びました。

牛島先生はご自身の経験も交えながら分かりやすくお話しくださり、学生からの質問にも丁寧に答えてくださいました。

参加者にとって、大きな学びと気づきの機会になったように思います。

牛島先生、お忙しい中、貴重なご講義をありがとうございました。

以下に学生の感想を紹介します。

学生の感想

今回の研修を通して、ゲートキーパーとは何かをしっかり理解することができました。

これまで「ゲートキーパー」という言葉自体を知りませんでしたが、悩んでいる人に気づき、声をかけて寄り添える人を指すと知り、とても重要で必要な存在だと感じました。

資格がなくても誰でもゲートキーパーになれることも新しい発見でした。

以前は、悩んでいる人に声をかけるのは勇気がいるし、その人の問題を自分が背負えるのかという不安もありました。

しかし今回の研修を受けて、これからはもっと積極的に相手の話を聴いていきたいと思いました。

Kさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)

特に印象に残ったのは「心理的視野狭窄」のお話です。

私自身も、焦っていたり緊張していたりすると、普段なら複数の解決策が思いつくのに「これしかない」と思い込んでしまう経験があります。

強いストレス下にいるときに前向きな発想ができないことを改めて実感し、そんな時に寄り添える存在でありたいと思いました。

軽はずみな言葉で傷つけてしまわないように、この研修で学んだことをこれから実践に活かしていきたいです。

Tさん(福岡雙葉高等学校出身)

 

今回の研修を通して、学生たちは「身近な人のSOSに気づき、声をかけ、話を聴くこと」の大切さを実感しました。

今回得た学びを日々の生活やゼミ活動の中で生かしながら、これからも一人ひとりが成長していければと思います。