Study Abroad(海外留学)
国際キャリア学部では2年次に「Study Abroad」という長期留学科目を設けており、成績などの履修条件を満たした場合、米国、カナダ、英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、台湾の9カ国・地域にある海外提携校への留学ができます。留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されますので、休学することなく、留学することが可能です。このうち、韓国には延世大学、大邱大学、東義大学校などの提携校があり、韓国語修得科目で一定の成績を修めた場合、2年次にこれら提携校に長期留学することができます。
韓国留学での学びや経験を活かして、夢を叶える学生も相次いでいます。例えば、国際キャリア学科6期生のA.Yさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)は大邱大学に留学して韓国語の学びを深め、韓国語能力試験(TOPIK)で「専門分野における研究や業務遂行に必要な言語(ハングル)機能を比較的正確に、流暢に使用でき、政治・経済・社会・文化などの全般的なテーマにおいて身近でないテーマに対しても不便なく使用できる」(同検定ホームページ)と評価される最難度の6級に合格しました。A.Yさんは留学中に多くの方に親切にしていただいた経験から「今度は自分が日本を訪ねる韓国の方や他の外国の方をサポートをするお仕事をしたい」と思うようになり、就職活動では航空業界を目指し、大韓航空とジンエアーの空港ハンドリング業務などを行っている株式会社韓進インターナショナル ジャパンに採用され、現在、グランドスタッフとして活躍しています。また、今年、卒業した同8期生のR.Hさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)は入学時から延世大学への留学を目指して努力を続け、2年次に同大学への長期留学の夢を叶えました。R.HさんもY.Hさんと同様、就職活動では航空業界を目指し、全日本空輸株式会社(ANA)に客室乗務員(CA)として採用されました。
以下では、R.Hさんに続き、昨年度、延世大学に留学した学科10期生のY.Sさん(3年、ルーテル学院高等学校出身)の留学報告をご紹介します。
Y.Sさん(3年、ルーテル学院高等学校出身)の韓国・延世大学留学体験記
私は、昨年度、韓国の首都ソウルにある延世大学語学堂に秋学期と冬学期の二学期にわたって留学しました。
延世大学は韓国でもトップクラスの大学で、100年以上の歴史を持ち、キャンパスの広さは東京ドーム12個分にも及びます。歴史的な建築物とモダンな施設が共存し、様々なドラマのロケ地としても知られるほど美しい大学です。語学堂はキャンパス内にあり、学部生と同じように大学の図書館、自習室、ジム、カフェ、学生食堂、病院、マルチメディア・センターなどの設備を使うことができます。とても恵まれた学習環境で、自然も豊かで、学びと生活のどちらも非常に快適でした。
私は韓国語を現地で実践的に学びたいという思いから留学を決意し、言語の学習だけでなく、韓国の文化や暮らしを直接、体験することを目指しました。留学先では、1クラスが10人から15人ほどの少人数制のクラスで、読み、書き、聞き取り、語法の4技能をバランスよく学べました。ペアワークやグループでの会話練習も多く、実践を通して自然に韓国語が身につく環境でした。留学前はハングルが少し読める程度のレベルでしたが、授業がとても分かりやすく、教科書も実用的な内容になっていたため、ひと月で簡単な長文を書けるようになりました。延世大学語学堂には奨学金制度があり、奨学生は学期ごとに成績上位者から自動的に選抜されます。私は留学中にこの奨学生に選抜され、奨学金をいただくことができました。何より努力が評価されたことがとても嬉しく、自信にもつながりました。
私は自分で探した新村エリアのシェアハウスに住みました。そこでは、語学堂で学ぶ学生など様々な国籍の人と暮らし、交流の輪が広がりました。延世大学にはバディ制度もありますが、希望者が多く、抽選で外れてしまったため、外国人登録の申請手続なども自分ひとりで行いました。
寒さの厳しい冬には体調を崩すこともありましたが、シェアハウスの友達と助け合いながら乗り越えることができました。学生街の新村には安くて美味しい飲食店が多く、留学生活の大きな支えとなりました。授業後には、クラスメイトとご飯を食べに行ったり、隣のホンデ(弘大)エリアまで歩いてカフェや買い物に出かけたりと、勉強以外の時間もとても充実していました。
留学前にたてた「韓国語の読み書きができるようになる」「日常会話ができるようになる」という目標は、実践的な授業と多国籍のクラスメイトとの会話を通して達成することができました。留学後半には授業に行くのが楽しみになり、自然と韓国語を使う機会が増えていったのも成長の大きな要因です。語学力が伸びただけでなく、留学生活を通して海外で一から生活環境や人間関係を築くという貴重な経験ができました。国籍や文化の異なる友人たちと本音で関われる関係を築けたこと、今でも連絡を取り合える大切な友人ができたことは、私の人生にとってかけがえのない宝物になりました。
しっかりと学び、成長し、人とのつながりを育むことができるのが海外留学の醍醐味だと感じています。この経験を通して、今後はさらに韓国語の力を高め、将来的には国際的な場で活躍することを目指したいと思っています。そして、自分の体験をもとに、これから留学を考えている人たちの背中を押せるような情報発信やサポートができれば嬉しいです。




