国際キャリア学科(ICD)4年生の学生生活は、コロナ禍により大きな影響を受けました。一時期はほとんどの授業がオンライン授業になり、大学にも通えない状態が続きました。しかし、こうしたなかでも4年生たちは努力と挑戦を続け、就職活動では目指していた業界や企業へ内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第24回は大韓航空とジンエアーの空港ハンドリング業務などを行っている株式会社韓進インターナショナル ジャパン様より内定をいただいたA.Yさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)からの喜びの報告です。
A.Yさん(福岡大学附属若葉高等学校出身)-株式会社韓進インターナショナル ジャパン内定
私はこの度、大韓航空とジンエアーの旅客サービスなどを行っている株式会社韓進インターナショナル ジャパンより内定をいただきました。
私は韓国の文化が大好きで、大学2年次に学科のプログラムで韓国に留学することを考えていましたが、コロナ禍のために実現きませんでした。しかし、このまま終わらせたくないと思い、3年次に休学して、韓国の大邱大学に留学することを決意しました。留学中、多くの韓国の方から親切にしていただいた経験から、「今度は自分が日本を訪ねる韓国の方や他の外国の方をサポートをするお仕事をしたい」「旅のサポートを通してお客様を笑顔にしたい」と思うようになり、航空業界を志望するようになりました。
私は採用面接が決して得意ではありませんでした。面接が終わってもまず「できた」と思うことはなく、むしろ毎回、反省点が見つかり、その都度、次に向けて改善していくように心掛けてました。就職活動を振り返ってみると、初めの頃は自分のやりたいことばかりを考えていたため、自分自身を上手くアピールできていなかったように感じています。自分のやりたいことを考えるのも大切だとは思いますが、自分に何ができるのか考えることも大切です。
後輩の皆さん、就職活動がなかなか上手く進まず、不安になったり、落ち込んだりすることもあるかと思います。就職活動は自分が「どのようなスタートを切るか」の第一段階です。しっかり自分と向き合い、焦らずに頑張りましょう。応援しています。大学時代には「学び」も「遊び」も自分のやりたいことを行動に移すことが何より大切です。たくさんの思い出を作ってください。