国際キャリア学科(ICD)の必修科目である「Presentation Skills」の授業(いクラス、担当:千葉)では、英語での効果的プレゼンテーションのスキルを中心に学びながら、同時に語学を超えて、聴衆の心に響く表現や伝え方についても学習しています。
受講生はテキスト(写真)での演習を踏まえて、学期中に2度、2〜3人のチームで英語でのプレゼンテーションを行い、担当教員からのアドバイスや受講者間相互間の評価、コメントなどのフィードバックを通してスキルを磨いていきます。
先日の授業では、シンガーソングライターでバンド「Tulip」(1972年結成)のリーダーとして活躍してこられた財津和夫様(福岡市出身)をお招きし、「作詞を通しての表現術」についてご講義いただきました。Tulipは2022年から2024年7月にかけて50周年コンサートツアーとアンコール公演を全国各地で行い、64回の公演を大盛況のうちに終えました。現在、財津様は各地でソロコンサートを行われるとともに、福岡や名古屋で「作詞講座」を開かれ、大阪芸術大学教授としても教鞭をとっておられます。人気アーティストへの楽曲の提供も多く、音楽プロデューサー、ラジオDJ, 俳優としての活躍や様々なトークイベントへの出演など、経験豊富なアーティストです。
今回の講義では、ご自身の音楽家としての道のりや作詞にまつわる経験談、心に響くコミュニケーションの体験などを語ってくださいました。講義の最後にはご自身の楽曲「人生はひとつ でも一度じゃない」をご紹介いただき、未来に向けてチャレンジしていく学生たちに大きなインパクトと感銘を与えてくださいました。
以下は、受講した学生の感想(抜粋)です。
N.Wさん(福岡県立新宮高等学校出身)
H.Yさん(筑紫女学園高等学校出身)
今回の講義を通して、新たな考え方を知り、多くのことを吸収できました。財津様は、「やりたいこと、挑戦したいことをもっとやることが大事だ」と話してくださいました。真面目に生活することはもちろん大切で、当たり前のことは当たり前にできないといけないという社会通念はあります。しかし、それと同時に、肩の力を少し抜き、物事に積極的に向き合い、挑むことも重要だと思いました。財津様は「作詞の際には日常生活からネタを見つけ、広げていく」と言われました。一つの歌詞の中に深い意味や聞く人に伝えたい想いなどが含まれています。私は作詞経験がないですが、詞を作るのはとても素敵だし、考えや気持ちを歌にのせて伝えられることは素晴らしいと感銘を受けました。音楽鑑賞は大好きなので、これからは単に聴いて楽しむだけでなく、歌詞の意味をもっと味わい、作詞者が伝えたいことに思いを馳せながら聴きたいです。今回は、貴重なご講義を本当にありがとうございました。
M.Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)
Y.Uさん(福岡県立筑紫高等学校出身)
C.Tさん(熊本県立濟々黌高等学校出身)
長年に渡り活躍されている財津先生のご講義という貴重な機会をいただき、とても光栄でした。お名前は存じ上げていたものの、生い立ちや現在のご活動に至る歩みなどは知らず、順風満帆だったのかと勝手に思っていました。しかし、最初から上手くいったわけではないことを知り、様々なご努力や葛藤の中で多くの名曲が誕生したことを知りました。千葉先生との掛け合いからも優しいお人柄が伝わってきて、お作りになった曲が長年、多くの人に愛されてきた理由がわかりました。
R.Kさん(延岡学園高等学校出身)
財津様は本当に素敵な方でした。講義のなかで、「言葉の使い方次第で人間関係が変わる」と言われたことに共感しました。言葉次第で人を喜ばせたり、悲しませたりするので、これからは慎重な言葉選びを心がけたいです。「人生2度目と思えば、大丈夫」とのメッセージも印象的でした。私はあがり症で大勢の人の前に立つと手足が震え、呼吸も荒くなってしまいます。この授業では皆の前でプレゼンテーションを行うため、「人生2度目!大丈夫!」と自分に言い聞かせて、挑もうと思います。今回の講義では、歌詞や言葉について深く考える良い機会ともなりました。本当にありがとうございました。
M.Mさん(福岡県立小倉東高等学校出身)
S.Kさん(九州国際大学付属高等学校出身)
W.Tさん(久留米市立久留米商業高等学校出身)
財津様に感謝の気持ちでいっぱいです。両親に今回のご講義のことを伝えたら非常に驚いていました。財津様の歌声からは穏やかな雰囲気や優しさがにじみ出ていて、聴く人にそっと寄り添ってくれる魅力があります。講義で流していただいた「人生はひとつ でも一度じゃない」は前向きになれる曲で、素敵でした。人生は一つだからこそ、後悔のないように自分らしく生きようと思い、同時に一度じゃないからこそ失敗してもやり直せる、何度でも立ち上がれると励まされました。私も自分なりのやり方で人々に元気や勇気を与えられる人になりたいと思います。講義でいただいた「お利口じゃなくていい」という言葉も心に響きました。私は今まで周りの目を気にしすぎて自分をうまく出せず、本当の気持ちを隠してしまうことがありました。誠実に取り組むことは大切ですが、真面目だけでは心身共に疲れてしまうこともあります。真に大切なことは何かを見極め、肩の力を抜いて歩みたいです。今回、学んだことを心に留めて、これから頑張ります。
R.Eさん(佐賀県立三養基高等学校出身)
S.Oさん(福岡県立須恵高等学校出身)
Y.Nさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)
M.Hさん(福岡県立朝倉高等学校出身)
夢中になって聴きました。特に印象深かったのは、反抗期の息子さんとの間に壁を感じられた時、「俺はお前を愛している」と一言だけ言われ、それがきっかけで距離が近くなったというお話です。私もこれから自分の気持ちははっきりと伝えたいと思います。ご講義からも財津様の作詞への熱意を感じ、曲作りの際、言葉に違和感があってはいけないということも納得しました。今回の授業のことを家族に話すと、羨ましがられました。受講できて、光栄です。「人生はひとつ でも一度じゃない」という曲を聴いて、失敗したとしても何度でも何事にも挑戦し続けたいと思いました。
M.Wさん(大分東明高等学校出身)
J.Tさん(宮崎日本大学高等学校出身)
R.Nさん(福岡県立香住丘高等学校出身)
A.Uさん(福岡工業大学附属城東高等学校出身)
R.Kさん(福岡市立福翔高等学校出身)
U.Sさん(活水高等学校出身)
日常の中での言葉の大切さが理解できました。財津様は、思春期の息子さんに「愛している」と伝えてから関係が良い方に変わったそうです。「愛」という言葉について考えが深まりました。また、言葉と向き合うことで、自分の言葉が成長できることも知りました。私は授業で文章を考える時も難しさを感じ、会話の中で伝える言葉にも迷うことがあります。これからは言葉に向き合い、自分の伝えたいこと、感じていることを表現できるようになりたいです。財津様は日記を書くことで言葉選びが上達すると言われたので、これも実践したいです。 さらには、「人生を2度だと考えるといい」と聞き、失敗や緊張した時、そう考えると気持ちが和らぐと知りました。私は失敗すると考えすぎて落ち込むのですが、財津様のように「人生は2度、この失敗も大丈夫だ」と考え、自分を責めすぎないようにしたいです。




