地元佐賀の広告代理店に総合職(営業・制作)として就職が内定したM・Aさんにお話を伺いました。
-広告代理店を目指した理由を教えてください
昔からCMなどの広告をみることが大好きで、テレビドラマや映画からよりも大きな影響を受けました。たった15~60秒という短い時間で、テレビCMが人に与える影響ってすごいなとずっと思っていました。「こんな発想があるんだ」「おもしろいな」と引きつけられていき、いつからか自分も作ってみたいなと思うようになりました。
-大学選びも将来を見据えて?
はい。メディアに関することを学びたいと思って、作り手側と受け手側のどちらの視点も学べそうなメディア・コミュニケーション学科を受験しました。入学してからも就職につながるような授業を選んで受講してきました。
短編映画を制作する「映像表現演習」ですね。グループでテーマを決め、ストーリーを考えて、撮影から編集まで行いました。この授業では主体的に意見を出すことを心がけました。でも、先生に提出する企画がなかなか通らなくて、他のチームが撮影に入っているなか思うように進まず本当に大変でした。時間がないなかで制作した作品はクオリティの面で悔いが残りましたが、みてくれたみんなの表情やリアクションから意図が伝わったことを実感できて、大きな達成感を味わいました。様々な映像表現の技法も学べるので、編集に興味がある人、撮影がしたい人におすすめの授業です。
他にはケーブルステーション福岡さんと協働で、大野城の「鶏ぼっかけ」という郷土料理をPRする映像を制作したのですが、この経験は就職活動にそのままつながったなと感じました。「鶏ぼっかけ」を広めるためにどのような映像を制作したらよいかを考えて企画し映像を完成させたのですが、先生や、ケーブルステーション福岡の方たちや意見などさまざまなものがあって、自分たちの思いだけでは制作できないことや、限られた時間のなかで仕上げる難しさなどたくさんのことを学びました。
-将来のために努力した経験から、後輩のみなさんに伝えたいことはありますか?
夢を持って大学に入学しましたが、1年生の頃はオンライン授業が多く、気がつけば受身のまま1年間が終わってしまいました。そこで、このままではもったいないと思って残りの大学生活でやりたいことを紙に書き出しました。
・学科の学生や先輩としゃべってみたい
・先生たちと仲良くなりたい
・オープンキャンパスにスタッフとして参加したい
・映像作品を作ってみたい
・自分の名前が残ることをやりたい
書き出したことで意識が変わりましたし、全て実現することができました。後輩たちに伝えたいことは、受け身のままではなく与える側になってほしいということです。ただ授業を受けるのではなくて、自分からアイデアを出したりやってみたりすることで、自分の意見を持てるようになり、チャレンジ精神が芽生えます。私はこれらを実践することで「ここまでやってきた」という自信になりました。
そして、少しでも興味のあるものに近いことに取り組んでみてください。「興味があることについて学んでいる」からこそ、私は佐賀の実家から片道2時間の通学も続けられました。
興味があることがみつからない人もいると思います。そういう場合は学びながら見つけていってもいいし、苦手なことを挙げてそれ以外で探すのも一つの方法だと思います。
就職後の目標について、「携わったCMやポスターをテレビや街中でいつかみること。そして県内の広告賞で金賞をとりたい。」と語ってくれたM・Aさん。ありがとうございました。
(学科Today編集担当)


