「心理実習Ⅰ」では、学生が教員の引率のもと、公認心理師が業務を行う主な5分野(保健医療分野、教育分野、福祉分野、司法・犯罪分野、産業・労働分野)の施設に出向き、見学実習を行います。
そこで実際の支援の現場で、施設の機能や心理職の役割や職業倫理について学びを深めます。
本学では、県内外の様々な施設のご協力を得て、多様な現場で学生が学ぶ貴重な機会をいただいています。
学生は、見学実習を中心とした2年次「心理実習Ⅰ」の学びを踏まえ、3年次には現場実習を行う「心理実習Ⅱ」「心理実習Ⅲ」へと進みます。
実際現場に出向く前に、事前学習として5分野でご活躍中の先生方からの講義を受ける機会を設けています。
今年は福祉分野と産業分野について、本学大学院を卒業して臨床現場で活躍している2人の先輩をお招きしてお話を伺いました。
良いロールモデルとしての先輩のお話を伺うことで、心理職として働くということについて具体的なイメージを持ち、有効なキャリアプランを立てることができます。
これも福岡市内の私立大学の中で最も長い歴史を持つ臨床心理士養成第1種指定大学院を有する福岡女学院大学ならではの強みです。
「株式会社will」代表 中山久美氏
産業分野に関しては本学心理学科卒業後、本学大学院を修了して、臨床心理士として現場の経験を積んでから「株式会社will」を立ち上げた中山久美氏を講師に招きました。
中山氏は、職場のメンタルヘルス対策支援、保育園を中心とした保育者の支援などの事業を通して社会に貢献しています。
講義を受講した学生の声
産業における心理職について理解が深まった。
講義を受ける以前は、悩みを抱えている人のサポートを行う役割と考えていたが、ストレスチェックやメンタルヘルス対策、個人と組織の支援などを行っていて想像以上に計画があり、手厚い計画や支援に驚いた。
また、第14次労働災害防止計画におけるメンタルヘルス対策取り組む事業の割合80%以上を目指していて、メンタルヘルス対策の取り組み支援が行き届いていないところにも目を向けていて試行錯誤を行っていて良い点だと感じた。
産業における心理職は、メンタルヘルスの予防と対策、支援を行っていると改めて学ぶきっかけになった。
(Aさん:沖縄県立前原高等学校出身)
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