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2024.10.11

メディア・コミュニケーション学科

授業紹介:アナログとデジタルの両方の世界を行き来する(続)〜マテリアル表現基礎〜

前回の授業ではキャンパス内の草木や花の色を元に、絵の具を使ってカラーパレットを作りました。今回はコンピュータを使って色を扱う授業です。

授業はMedia Design Labという最新のMacが整備されている教室で行いました。学生は一人一台の環境でAdobe Creative Cloudをはじめとする多種多様なソフトウェアを自由に使うことができます。ネットワーク上のサーバーに自分専用の保管スペース(NAS)も用意されており、ファイルの保存やアクセスにも便宜が図られています。

今回の授業では前回制作したアナログ・カラーパレットから一色を選び、その色をコンピュータで再現することから始めました。印刷の3原色であるシアン・マゼンタ・イエローとブラックの配合比率をスライダーで調整しながら色を合わせていきます(左上の写真)。最初はコントロールが上手くいかず、予期しない色に変わってしまうことも多かったのですが、だんだん慣れてきて「少しマゼンタが強いかも」「イエローを効かせよう」などと色のバランスが把握できるようになってきました。
色合わせをした一つの色を元に、今度は明度のグラデーションや同じトーンで異なる色相の色のセットを作り、デジタルなカラーパレットができあがりました(右上の写真)。

次回の授業では新しく作ったカラーパレットを使って平面構成を行います。
また次の報告をお楽しみに。

 

(近藤 桂司)