国際キャリア学科（ICD）では、学外で学ぶ様々な機会を提供しています。その一例が、篠栗町の様々な史跡や施設を訪問するフィールドワーク（担当：グレゴリー・オキーフ）です。

 

学生達がこの夏、まず体験したのは篠栗八十八ヶ所巡りで、四国遍路の短いバージョンです。篠栗八十八ヶ所巡りは、空海が訪れたことでも知られている若杉山周辺の寺院があるエリアで始まりました。四国遍路にかかる時間よりもはるかに短い日数で完了することができます。巡礼ルートは、有名な涅槃像がある南蔵院から始まります。南蔵院は季節毎の美しさでも有名です。他の寺院でも様々な貴重な体験ができ、例えば山王寺は毎年、風鈴祭りを開催しています。宝山寺では御詠歌を体験することもできます。

 

篠栗町では、寺院巡り以外でも様々な体験ができます。ファスティング合宿ができる若杉屋では、ハンモックセラピーも提供されています。ハンモックセラピーは、体を吊るし、包み込むことを通して体をリラックスさせるのに役立ちます。寺院と寺院の間の山岳地帯でのハイキングも自然と触れ合う絶好の機会です。学生たちは、現代社会のストレスから解放されるのに役立つ森林セラピーについて学びました。また、今年、篠栗町に本社、工場を移転した福岡を代表する食品メーカー、株式会社やまやコミュニケーションズのやまやファクトリーテラスを訪問し、工場・施設見学も行いました。

 

篠栗町でのフィールドワークの様子は、掲示しているビデオをご覧ください。参加した学生たちの笑顔が篠栗町の魅力を伝えています。