「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科（ICD）では、２年生、３年生を対象に毎年度、前期と後期に国際ビジネスの現場で学ぶ「国際ビジネス・インターンシップ」や「国際ビジネス・フィールドワーク」を国内外の企業の協力を得て、実施しています。これらは「現場」「現地」での学びを重視する国際キャリア学科（ICD）のカリキュラムの重要な柱となっています。

 

今夏はその一環として株式会社ジェイエア様と提携したエアライン研修を大阪・伊丹空港の同社本社で行い、国際キャリア学科３年生を中心に１６名が参加しました。主な研修内容は以下の通りで、終了後に提出されたレポートからも学生たちが大きく成長した様子が伝わってきました。

〇講義：JALグループとジェイエアについて、客室乗務員とグランドスタッフの業務について

〇施設見学：ランプエリア、ターミナル

〇客室乗務員の実務研修：モックアップ等での機内アナウンス、機内サービス、緊急脱出訓練の体験

〇グループ・ディスカッションと企画プレゼンテーション

多くの経験と学びを得ることができました。初めての実務研修で、不安や緊張感がありましたが、一日一日、明確な目標を立て、様々なことに挑戦することができました。同じエアライン業界を目指している先輩方と関わることで、先輩方の志の高さからも刺激を得ました。これから客室乗務員として求められる資質を身につけるためにも、様々なことに興味を持ち、挑戦をすることで、思い描いている人材に成長していきたいと思います。５日間を通して、ジェイエアの社員の皆様と近い距離で関わることができ、これからの就職活動に向けてのモチベーションにもなりました。今回の貴重な研修で学んだことを活かし、これからも客室乗務員という夢に向かって頑張っていきたいです。

今回の研修は、私にとってとても有意義で貴重な時間でした。働くとはどういうことか、自分が働くイメージをより明確に持つことができました。ご指導いただいたジェイエアの立花部長にいただいたお言葉にもあったように、客室乗務員になることが全てではなく、その先、自分が何をしたいのかしっかりと考えていく必要があると思いました。これからの大学生活を通して小さな気づきも大切にして、自分の目標や好きなこと、なりたいことを言語化できるようにしていきます。そして、今回の研修で学んだことを就職活動で発揮し、素敵な女性になりたいと思います。

私は客室乗務員というお仕事を単なる憧れの対象ではなくて、働く上でどのようなことに取り組みたいのか、またそのなかで自分には何ができるのか、決意を固めるために今回のエアライン研修に参加しました。それに加えて、航空業界に関する知識を増やし、実際の業務の現場での体験を通して企業理解を深め、自分の適性を探求したいと考えました。研修を通して自分自身の目指したい姿と適性を知る反面、必要な課題も見つけることができました。私にとって非常に有意義な経験であり、今後のキャリア形成や学びの方向性に大いに影響を与えるものとなりました。短い期間でしたが、様々な経験をさせていただき、本当に感謝しております。

研修を通して、地域貢献につながる仕事など、客室乗務員は様々な可能性を秘めた職業であると感じました。そのためには、気づきを得る力、創造力、対応力、実行力なども必要となります。これからの学生生活のなかで、身につけて、高めていきたいと思います。今回の研修での経験や学びを活かして、これから就職活動に取り組んで参ります。

研修を通して、ジェイエアの客室乗務員の皆様に質問させていただく機会が多かったため、自分が疑問に思っていたことや知りたかった保安面の客室乗務員の仕事について学び、多くのアドバイスをいただくことができました。とても充実した研修でした。今の自分に足りていないもの、もっと伸ばしていくべきところが明確に分かりました。今後の学生生活ではその部分に力を入れていきます。