短期大学部(1964年開設)の10周年を記念して開催されたCrape Cup Contest(第1回大会1974年)が、今年で50回目を迎えます。これまで、古典的な文学(小説)から、当時流行していた小説、さらにはスピーチや詩、絵本に至るまで幅広いジャンルを課題として提供してきました。
50回目を迎える今大会の暗唱文は、第1回大会で指定された課題、 Little Women (『若草物語』)です。これを選んだ背景には、50周年の節目に「第1回大会で使用した同じものを課題にする」という記念的意図があることはもちろんですが、作品が書かれて150年以上経った今も紛争は絶えず、南北戦争に従軍している父を想うLittle Womenの家族の姿は、現代にも通じるものであるからです。家族の無事を祈って生きるメグ、ジョー、ベス、エイミーの姿を通して、自分が置かれた環境で、自分にできることを精いっぱい努力することの尊さに触れてみませんか。
“Remind them that while we wait we may all work,
so that these hard days need not be wasted.” (From Little Women)
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たくさんの高校生の参加をお待ちしています。