「世界とつながる仕事で活躍する女性の育成」を目指している国際キャリア学科（ICD）では、２年生、３年生を対象に毎年度、前期と後期に国際ビジネスの現場で学ぶインターンシップや実務研修を国内外の企業の協力を得て、実施しています。これらは「現場」「現地」での学びを重視する国際キャリア学科のカリキュラムの重要な柱となっています。

 

今年２月第二週はその一環としてスターフライヤー様と提携したエアライン研修を北九州空港の同社トレーニングセンターで行い、２７名が参加しました。主な研修内容は以下の通りで、終了後に提出されたレポートからは、学生たちが４日間の研修で大きく成長した様子が伝わってきました。お忙しいなか、心を込めてご指導いただきましたスターフライヤーの講師の皆様、本当にありがとうございました。

〇講義：経営層からのメッセージ、スターフライヤーのホスピタリティ、客室乗務員とグランドスタッフの業務について

〇施設見学：空港カウンター、バックオフィス、トレーニングセンター等

〇客室乗務員の実務研修：モックアップ等での機内アナウンス、サービス、緊急脱出訓練、メイクアップ、表情・所作

〇座談会；スターフライヤーの客室乗務員、グランドスタッフの方々との座談会

今回は、参加した学生を代表して５人の３年生の感想をご紹介します。

客室乗務員として働く上で必要となる素養や能力、立ち振る舞いについて学び、航空業界に関する知識を増やす機会にしたいと考え、今回の研修に参加させていただきました。研修を通して、実際の業務に触れることでプロとしての客室乗務員の姿を具体的にイメージし、自分の中に落とし込むことができました。最終日に行われた座談会では現役の客室乗務員、グランドスタッフの方々から求められる能力などについてお話を聞くことができ、就職活動に向けたアドバイスもいただきました。実際に活躍されている方々のお姿を近くで見ることで、航空業界で働きたいという気持ちがより一層強くなりました。スターフライヤー様でのエアライン研修の機会をいただき、自分の課題を見つけることができました。また、客室乗務員という目指すべき姿に対して、今の自分はどのラインにいるのか知ることができました。この貴重な経験を就職活動に活かすことができるよう精進してまいります。

研修を通して、組織における情報共有（報告・連絡・相談）の重要性を再確認し、スターフライヤー様ではそれが徹底されていることを学びました。社内での連携と風通しの良さが、同社がお客様満足度ランキングで１位に選ばれ続けている秘訣なのだと感じました。とても充実した研修でした。自分の目指す将来像を再確認することができました。この研修で学ばせていただいたことを活かし、就職活動に取り組んでいきます。

研修のなかで、スターフライヤーの客室乗務員の方々は日に４便のフライトに搭乗されることもあると聞きました。４便目となるとやはり体力的にも精神的にもかなり疲れると思います。しかし、お客様に疲れを見せてはいけません。常にしっかりと身だしなみを整えて、明るくハツラツとした雰囲気で毎回のフライトに臨むようにされているそうです。私はこのお話がとても心に残りました。私も客室乗務員になるという夢を叶えた際には、一便一便がお客様にとって大切でかけがえのないフライトであるということを常に心に留めて、お客様と過ごす一瞬一瞬を大切にして業務に臨む、そんな客室乗務員になりたいです。この研修で得た知識や経験を生かし、高いモチベーションを持ち続け、これからも客室乗務員になるという夢に向かって頑張ります。今回はこのような貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

ご指導いただいた客室乗務員、グランドスタッフの方々のように、責任感を持ち、日ごろから自発的に行動できる人になりたいと強く思いました。私は大学三年生で、就職活動が目の前に迫っています。このような時期に自分を奮い立たせる機会をいただき、夢への強い気持ちを再確認することができました。スターフライヤー様のこれまで知らなかった素敵なところもたくさん学ぶことができました。

実際の現場で活躍されているスターフライヤーの方々と接し、社員の皆様の温かさ、一人一人が考えて、意見を出しあい、それを実行するというボトムアップの企業風土、職種を超えた仲の良さを身近に感じることができました。私もぜひこのような素敵な会社で素敵な客室乗務員となり、一緒にお仕事をさせていただきたいと思いました。この貴重な経験を就職活動に活かすことができるよう精進してまいります。今回は貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。