「舞台制作」とは、戯曲を読み、実際に演技をし、あるいは舞台技術の実際にふれることを通して、戯曲と演技・演出・舞台効果(音響・照明など)の関係を学ぶ授業です。また、集団創作を通して、臨機応変に対応する力やコミュニケーション能力を養います。
今回も、後期「舞台制作Ⅱ」の様子についてご紹介します。(前回記事はコチラ)
後期授業では、受講生全員で1本の作品創作を行います。演劇には様々な役割があります。今回は、10のチームに分かれてそれぞれ分担して作業をしています。10のチームは、キャスト、演出、舞台監督、衣装・小道具、メイク、音響、照明、制作、宣伝美術、舞台美術、文芸… と多岐にわたります。
今回は、その中からキャストチームを紹介します! 実際にどんな作業を行っているか2名にインタビューを行いました。
キャスト
キャストは実際に舞台に立ち、演技をします。文芸班や演出と相談しながらキャラクターを作りこんでいきます。
3年生 「新入生」役
——台本をもらってからどんな事をしてきましたか?
配役が決まった後、読み合わせや、動きの確認をしました。
——今は、何をしていますか?
出来上がった台本を元に、ほかのキャストたちとセリフ合わせや動きの確認をしています。稽古と同時進行で、衣装合わせもしています。
——今後主にどのような活動をされますか?
まずは、セリフを覚えることです。後は、役作りをして表現力を高めたいです。
——今回キャストを担う上で、一番気になっていることは何ですか?
今回の作品は「魔法」がテーマです。魔法を舞台上でどのように表現するかが大きなチャレンジとなります。これは先生がおっしゃったことですが、演劇の中で魔法をどう表現するのかがポイントだと思います。
演劇は映像作品のようにCGを使ったり特殊加工を加えることができません。だから舞台上に「魔法」を表現するにはひと工夫もふた工夫も必要です。いかにアイデアで勝負できるかがポイントだと思います。
——上演中に、注目してほしいポイントはどこですか?
魔法をどう表現しているのか注目してほしいです。
——話が変わりますが、今回自分が演じる役(魔法学校の新入生。魔法歴4月に入学。基本的にポジティブ)をどうイメージしますか?
新入生なので緊張し、大人しめで学校について深く知らないけど、ポジティブと書いてあってギャップが起きました(笑)。なるようになるさという思考のキャラだと感じています。
——そうなんですね。どんなキャラになるのか楽しみです! 最後に、読み合わせや稽古の時に気をつけていること、大切にしていることはなんですか?
読み合わせでは、ただセリフを読むだけではなくこう演じようなど考えながら読んでいます。
1年生「生徒」役
——まず初めに、なぜこの授業を履修しましたか?
昔から演劇に興味があったのでこの授業を履修しました。この授業では、裏方の仕事も経験できるので幅広く学べそうだと思いました。
——これまで演劇に関わったことはありますか?
ありませんが、元々演劇に興味がありやってみたいなと思っていました。
——それでは今回の舞台制作についてお聞きします。台本をもらってからどんな事をしてきましたか?
読み合わせや、動きの確認をしています。今は、衣装合わせや、生徒役だけで練習をしています。
——今後主にどのような活動をされますか?
台本を覚えることと、今回の台本はカタカナが多いので滑舌を良くしたいです。その他に授業時間外にも練習します。
——今回の舞台制作にあたって、キャストを希望した理由は何ですか?
人前に出ることが恥ずかしくなくなりますし、先輩と仲良くなれると思ったからです。
——舞台本番、注目してほしいポイントはどこですか?
今回の台本はアドリブを入れられる箇所が多いので、そこに注目してほしいです。
——話が変わりますが、今回自分が演じる役(魔法学校の3年生。古典魔法の授業は1回落としている)をどうイメージしますか?
陽キャですね。自分の性格と似ているなと感じました。特に、言葉遣いやめんどくさそうな所が似ていると思いました。
——学年の異なる履修者達の間で授業に取り組む事についてどう思いますか?
全員がひとつの目標に向かっているので、意見が出しやすい空間です。他学年の方と関われて楽しいですし、先輩からはアドバイスなどを頂けて勉強になっています。
——最後に、読み合わせや稽古の時に気をつけているところや大切にしていることはありますか?
1年生なので先輩の意見を取り入れつつ、自分の意見も言うようにしています。大切にしていることは、一回一回の練習です。
動きを確認しながら稽古している様子
今回、キャストチームにインタビューをしました。
キャストチームは、演出とのコミュニケーションを通してよりいいものを作っていこうという意気込みを感じました。
他にも、授業時間外で稽古をしたり、学年問わず意見があれば言える関係性がとてもいいと思いました。
(担当:「舞台制作Ⅱ」制作チーム)


