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2022.11.13 授業紹介

【授業紹介】「舞台制作Ⅱ」③ ― スタッフの役割(演出、舞台監督)

 「舞台制作」とは、戯曲を読み、実際に演技をし、あるいは舞台技術の実際にふれることを通して、戯曲と演技・演出・舞台効果(音響・照明など)の関係を学ぶ授業です。また、集団創作を通して、臨機応変に対応する力やコミュニケーション能力を養います。

 

今回も、後期「舞台制作Ⅱ」の様子についてご紹介します。(前回記事はコチラ)

後期授業では、受講生全員で1本の作品創作を行います。演劇には様々な役割があります。今回は、10のチームに分かれてそれぞれ分担して作業をしています。10のチームは、キャスト、演出、舞台監督、衣装・小道具、メイク、音響、照明、制作、宣伝美術、舞台美術、文芸… と多岐にわたります。

今回は、演出と舞台監督の2つのチームを紹介します! ここからは、実際にインタビューをした内容に触れていきたいと思います。

舞台監督

舞台監督は演出家の意図を汲んで上演までスムーズに準備が進むように全体を指揮進行する役割を担う。


—— これまでの作業について教えてください。
各部署がどこまで進んでいるかを把握するようにしてきました。また、コミュニケーションが円滑に回るように授業後にチーフミーティングを開いています。ミーティングは、各チームが抱えている疑問点や問題点を共有して、解決策を測っています。

—— 上演日まで2ヶ月を切りましたが、今は何をしていますか?
舞台美術のお手伝いをしつつ、タイムスケジュールを組む為に、皆の動きを把握しています。

—— 今後の作業について教えてください。
本番に向けての準備の時に、舞台監督は1番動かなければいけません。みんなが慌てなくて済むように、今の段階から各チームの仕事内容を把握して全体がどう動けばよいのかをまとめていきます。

—— 当日は何をされますか?
各部署のサポートや、混乱や事故を防ぐために注意を払い、必要な指示をすることです。

—— 他のチームとの連携の上で大切にしていることはありますか?
1番大切にしていることは、チーフミーティングです。問題が出た場合には、その日に解決できるように皆に話してもらうようにしています。

—— 舞台監督は全体のまとめ役ですが、どんな風にまとめていっていますか?また、時間配分はどのようにしていますか?
舞台監督が指示しすぎず、中心になり過ぎず、各班が率先して動けるように行動しています。また、慌てないように時間に余裕をもって行動をしています。

—— 舞台監督として1番大切にしていることはありますか?
皆のやる気を更に向上できるような行動を常に心掛けています。

—— 作品で1番注目して欲しいところは何ですか?
今回の作品は「魔法」がテーマです。舞台上で魔法を表現するために、各部署がどのように工夫をしているのかについて注目して欲しいです!

演出

演出班は、演出家のイメージを形にすべく舞台の進行をリードする部署。舞台監督や各部署と連携を取りながら上演に向けての準備を進める。
 

——これまでの作業について教えてください。
台本を読み込んで、ミザンス(役者の動き)を考えて役者に伝えたり、舞台美術を考えてきました。

——上演日まで二か月を切りましたが、今は何をしていますか?
台本が一部出来上がっていますので、その部分の動きを一通り通して確認をしました。また、気になるところはそのシーンの役者を集めて、練習したりアドバイスをしました。

——今後の作業について教えてください。
全体の動きを決めて、細かい部分は舞台美術チームや照明音響チームと連携しながら作品をつくりあげていく予定です。

——本番は何をしますか?
演出補助や舞台監督と事前に仕事内容を共有等して、前々の準備を完璧にしておく予定です。

——演出を担当する上で大切にしていることはありますか?
この授業では、演劇経験が少ない人が多いと思っていて、その中で1つの大きな作品を作り上げることはとても難しいと思っています。そういった人達も含めて、皆の納得のいく稽古にすることが大切だと思っています。また、とても難しいことだと思うのですが、どんな人でも「やってよかった!」「楽しかった!」となるように心がけています。

——本番、演出として注目して欲しいポイントはありますか?
経験者が少ない中で、音響照明、舞台美術等それぞれのチームがこだわった部分があります。それを上手く引き出せるように演出をする予定なので、そこに注目して欲しいです。

今回は全体のまとめ役でもある二つの部署をインタビューしました。

舞台監督は、本番を成功させるために、まずは準備に力を入れていました。また、各部署の状況把握をするために、多くの人とのコミュニケーションを大切にしていました。
演出班は、チームワークを常に大切にしつつ、演出全体を見てからのアドバイス、更なる向上を目指すために、各部署との連携を取っている姿が見られました。
どちらも、良い舞台を作り上げるために各部署との連携を大切にしていました。

(担当:「舞台制作Ⅱ」制作チーム)