「舞台制作」とは、戯曲を読み、実際に演技をし、あるいは舞台技術の実際にふれることを通して、戯曲と演技・演出・舞台効果(音響・照明など)の関係を学ぶ授業です。また、集団創作を通して、臨機応変に対応する力やコミュニケーション能力を養います。
今回も、後期「舞台制作Ⅱ」の様子についてご紹介します。(前回記事はコチラ)
後期授業では、受講生全員で1本の作品創作を行います。演劇には様々な役割があります。今回は、10のチームに分かれてそれぞれ分担して作業をしています。10のチームは、キャスト、演出、舞台監督、衣装・小道具、メイク、音響、照明、制作、宣伝美術、舞台美術、文芸… と多岐にわたります。
今回は、衣装メイク・小道具と文芸の2つのチームを紹介します! ここからは、実際にインタビューをした内容に触れていきたいと思います。
衣装メイク・小道具
衣装・メイクとは、舞台上での衣装の製作や場面に合ったメイクを施します。小道具とは、舞台上で必要な道具などを準備し、製作や保管をします。
——現在、どんな作業をしていますか?
小道具の製作をしています。来週、衣装合わせがあるためキャストさんの意見を尊重し、個々のキャラクター像に合わせた衣装になるように心がけています。
——なるほど。衣装があると一気に雰囲気が変わると思うのでとても楽しみです! 上演中は何をされますか?
暗転の時間に衣装の着替えをサポートします。キャストさんのサポート係になるため、キャストの皆さんが思い切り舞台で跳ねられるように頑張ります。
——公演に向けての意気込みは?
衣装・メイク、小道具を全て任されているので本番に間に合うように作り上げていきたいです。衣装を見ただけで、そのキャラクターの人物像が分かるようにこだわっていきたいと思います。
——意気込みをありがとうございます!そんなやる気あふれる衣装・メイク、小道具班の一番の強みは何ですか?
学年はさまざまですが、みんなが積極的に意見を出して改善点を出してくれています。作業に取り組みやすい環境ができ、より良いものがつくれている点です。
文芸(ドラマトゥルグ)
文芸とは、脚本について最も熟知し、演出家にアドバイスをしたり脚本の背景を調査したりする部署です。今回はオリジナル脚本を使用しますので、文芸班が中心となって書き上げました。
——現在、どんな作業をしていますか?
ある程度の場面が出来てきたので、場面の内容を考え直したり、設定を改善していく作業をしています。
——改良されて面白くなっていくのが待ちきれないです。これまでどのような準備をしてきましたか? また、これからの作業を教えてください。
これまではみんなで打ち合わせを行い、パートごとにわかれて内容を考えてつなげる作業をしました。これからは、上演台本の完成度を上げる作業を徹底したいです。また、出演者の出番の機会に大差がないようにしていきます。
——パートごとに分配して、工夫をしているのですね。文芸班の一番の強みはありますか?
今回はパートごとに書いていくという特殊な作り方をしていますが、意見のぶつかり合いはなく、お互いを尊重しているところが一番の強みだと思います。
——まとまりのあるチームワークが脚本の面白さにも出ていると感じます。本番に向けての意気込みを教えてください!
脚本は舞台の柱となるものなので、お客さんに面白いと思ってもらえるように頑張ります!
今回、二つの班にインタビューをしてみて、衣装・メイク、小道具班はみんなで協力し、コミュニケーションをたくさん取っているように感じました。
文芸班は、みんなが真剣な眼差しで熱のある班だと感じました。
どちらの班にも感じられたのは、この作品に対する気持ちが強く、本番に向けての意気込みがあるということです。
そして、本日第一弾の台本が手元に届きました。これから本番に向けて、どのように変化していくのかますます、楽しみになってきました。
(担当:「舞台制作Ⅱ」制作チーム)


