「舞台制作」とは、戯曲を読み、実際に演技をし、あるいは舞台技術の実際にふれることを通して、戯曲と演技・演出・舞台効果(音響・照明など)の関係を学ぶ授業です。また、集団創作を通して、臨機応変に対応する力やコミュニケーション能力を養います。
今回から、後期「舞台制作Ⅱ」の様子についてご紹介します。
後期授業では、受講生全員で1本の作品創作を行います。演劇には様々な役割があります。今回は、10のチームに分かれてそれぞれ分担して作業をしています。10のチームは、キャスト、演出、舞台監督、衣装・小道具、メイク、音響、照明、制作、宣伝美術、舞台美術、文芸… と多岐にわたります。
今回は、その中から宣伝美術と舞台美術の2つのチームを紹介します! 実際にどんな作業を行っているかインタビューを行いました。
宣伝美術
上演チラシとプログラムのデザイン、その他にもアンケートやパンフレット製作、舞台中に使用するデザインを担当。
— 現在、どんな作業をしていますか?
チラシやパンフレットの製作、上演後のアンケート作成を行っています。チラシは10月中に完成できるように進めています。それから、今回の作品は学校が舞台なので、舞台で使う校章のデザインを担当しています。
宣伝美術班は全部で4人います。チラシ、校章、パンフレットの3チームに分かれて仕事をしています。
— それぞれ分担しているんですね。デザインはどのように考えていますか?
チラシは、台本から読み取れる題材をイラストにしました。霧と魔法をモチーフにし、デジタルで制作しています。チラシはあと少しで完成です! 校章は、学校名の由来であるブルーデイジーをモチーフに、女子校らしい可愛さもかっこよさもあるデザインを製作中です。パンフレットはチラシや校章もふまえて、現在どのようなデザインにするかアイデアを出し合っています。
— これからはどのような作業をしますか?
デザインの修正などをしながら、パンフレット製作に取り組みます。現在は3チームに分かれて作業していますが、最終的には全員で1つの作業を行う予定です。
— 今回の作品で宣伝美術班として一番見てほしいポイントは?
チラシやパンフレットはもちろん、舞台上に登場する校章のデザインが見どころです! ぜひ 注目してください!
舞台美術
舞台美術は、舞台のプランニング、製作を担当。大掛かりな製作作業が必要な場合は、他の部署のメンバーといっしょに作業を行うこともある。
— 現在、どんな作業をしていますか?
舞台のデザインプランを考えつつ、利用できる素材を学校内で探している最中です。また、実際に劇で使う予定の物を舞台上に配置しています。演出とコミュニケーションを取りながら、試行錯誤をしています。今日は、実際に平台(注;舞台面を高くする木製の台のこと)を並べてみました。今回のセッティングしたものでうまくいくなら、このプランを採用しようと思っています。
— 実際に配置してみると、舞台の様子がイメージしやすくなりますね。上演日はどのようなことを行いますか?
舞台の準備はもちろん、今回は場面転換もあるので舞台装置の移動などを担当します。
— 今回の舞台制作にあたって、舞台美術班の一番見てほしいポイントは?
汗水(秋も冬もおそらく半袖で)たらして作る舞台のセットと、大道具の移動に注目してください!
今回2つのチームをインタビューをし、各部署に特徴があることが分かりました。
宣伝美術班は、それぞれの製作物に締切がありその締切の中で最高の物を仕上げるために、チーム内で役割を分担して効率良く作業を進めていました。
舞台美術班は、その場その場で、他のチームとの連携が大切になる役割だと感じました。特に、自分自身が思い描いたものというよりは、演出の希望という、他者の思い描いたイメージを形にする難しい作業です。どちらのチームも、些細なことでも丁寧なコミュニケーションが欠かせないと思いました。
次回は、文芸班と衣装・メイク班を紹介します。(文芸班と衣装・メイク班の記事はコチラ)
(担当:「舞台制作Ⅱ」制作チーム)


