国際キャリア学科（ICD）の六期生にあたる現４年生の就職活動は、コロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた国際キャリア学科４年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第１７回は、株式会社西鉄ホテルズ様より内定をいただいたA.Mさん（福岡海星女子学院高等学校出身）からの報告です。

私はこの度、株式会社西鉄ホテルズより内定をいただきました。

 

大学生活を振り返ると、コロナ禍でサークル活動や海外留学など、できなかったこともありますが、インターンシップや研修、アルバイトなど様々な経験もすることができたと感じています。なかでも１年次に参加した航空実務研究とエアライン研修、そして四年間のアルバイトでの経験が就職活動を進めるにあたって役に立ったと思っています。

 

大学入学当初は航空業界で働きたいと思い、関連する研修にも積極的に参加しましたが、コロナ禍で航空業界の新卒採用がなくなり、進路にとても悩みました。そのような時、始めた飲食店でのアルバイトでお客様を思って行動した結果、お客様の笑顔に繋がった時にとてもやりがいを感じました。この経験から人と関わり、サービスを提供するお仕事、誰かを笑顔にできる仕事がしたいと思うようになり、サービス業界を第一志望に定め、就職活動を開始しました。その結果、西鉄ホテルズとのご縁につながり、内定をいただくことができました。

 

これから就職活動が始まる後輩の皆さんに伝えたいことは、「就活の軸をしっかり持つ」ことの大切さです。就職活動が始まると、周りの友達がどんどん内定を得たり、同じ企業に友達は合格したけど自分だけ不合格になったりすることが多々あります。周りと比べて不安になったり、焦ったりすることもあると思いますが、最後まで就活の軸をしっかり持つことで、皆さんが本当にやりたい仕事ができる企業は必ず見つかります。皆さんの大学生活と就職活動が実りあるものになることを祈っています。