国際キャリア学科３年のK.Aさん（九州英数学館国際言語学院出身、ネパール出身）が福岡県国際交流センターの「福岡アジア留学生里親奨学金」の奨学生に選ばれました。

「福岡アジア留学生里親奨学金」は里親となる企業・団体・個人等の方々からの善意の寄付で運営されており、アジアからの留学生の安定した生活基盤を確立するとともに、里親の方々と留学生が交流を深めることができる事業で、「顔の見える奨学金」としても知られています。K.Aさんには同じネパール出身の国際キャリア学科の先輩のT.Kさんが活躍している株式会社三好不動産様が里親となります。

以下は「福岡アジア留学生里親奨学金」の奨学生に選ばれたK.Aさんからの喜びの報告です。

私はコロナ禍前から大学に通いながらアルバイトを一生懸命してきました。アルバイトで頑張って貯金をし、両親にも援助してもらっていましたが、コロナ禍で親が経営する会社が倒産し、学費も生活費も自分で負担するようになって、日本での生活がどんどん苦しくなってきた気がしました。アルバイトに集中しすぎて、大学の勉強に集中できなかったりすることもありました。こうしたなか、「福岡アジア留学生里親奨学金事業」の奨学生に選抜いただき、本当に嬉しかったです。これからも大学生活でできるだけ色々な経験を積んでいきたいと思っています。今月は国際キャリア学科のフィールドワークやジェイエアでのインターンシップに参加します。これからの人生を生きていくうえで、きっと役に立つ経験になると思っています。