「Introduction to World Business(国際キャリア入門)」は、国際キャリア学科1年生以上を対象とした選択科目です。この科目では、将来、世界とつながる仕事に就くために必要な日本の経済とビジネス、そしてそれを取り巻く国際情勢に関する基礎的な知識を身につけていただくことを目標としています。例えば、将来、皆さんが就職活動をする際、訪問した企業の方から以下のようなお話があったとします。
- 人口減少、少子高齢化などによる国内市場の伸び悩みに対応してわが社では近年、海外事業に力を入れています。
- わが社の海外展開の歴史は1980年代初めに遡ります。そのころは欧米先進国との貿易摩擦に対応したいわば「仕方なしの海外進出」でした。これに対し、現在の海外展開は発展著しい新興国の市場開拓を目指した攻めの展開です。
- わが社が特に力を入れようと考えているのが、新興国のなかでも生産年齢人口の継続した増加が見込め、国内情勢とマクロ経済がともに安定している国、例えばインドネシアやインド、トルコなどです。
何を言っているのかわかりますか。できれば授業が終わった段階でこの内容を理解したうえで、自分なりの考えを述べることができるようになっていただければと思っています。
この授業は今年度、100名が受講しましたが、学生たちは聞きなれない経済、経営関連の専門用語にときに戸惑いながらも熱心に取り組んでいました。担当教員も例えば国内総生産(GDP)に関する講義ではサブサハラ・アフリカ諸国の貧困の要因を広大な国土とコバルトや金、銅など豊富な資源を有しながらいまだ最貧国にとどまっているコンゴ民主共和国と昨年、FIFAワールドカップが開催された世界有数の富裕国であるカタールの現代史を比較しながら解説するなど、できるだけカレントな国際情勢や身近な話題を織り交ぜながら、わかりやすく伝えるよう努めました。
以下では、受講した学生の感想のいくつかをご紹介します。
以下では、受講した学生の感想のいくつかをご紹介します。
M.Kさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)
私は大学受験の共通テストでも選択するなど、政治・経済に関心がありましたので、「Introduction to World Business」の講義は非常に楽しく受講できました。これからの経済を担っていく一人として、この授業での学びを活かして、今後も政治や経済に関する知識をより増やしていきたいと思います。
R.Sさん(福岡県立筑紫高等学校出身)
難しい専門用語もあり、覚えることが大変でしたが、経済を通して海外の様々な国について知ることができ、興味深く受講しました。これからも国際情勢に目を向けて、学びを深めていきたいと思います。
H.Tさん(福岡県立柏陵高等学校出身)
この授業を通して、経済を通して世界の様々な国・地域について知ることができました。国によって抱えている課題は大きく異なることを知り、それを通して日本の政治に対する関心も深まりました。
H.Iさん(福岡県立小郡高等学校出身)
経済に加え、様々な国の歴史や文化についても学べるこの授業はとても勉強になりました。一人当たりGDPが最も高い国と最も低い国について調べる課題は、サブサハラ・アフリカ諸国に対する関心を持つきっかけになりました。この授業で学んだことを将来に役立てていけるように、学びを続けていこうと思います。
M.Tさん(福岡県立輝翔館中等教育学校出身)
私は高校時代、政治・経済の授業が好きで、共通テストでも政治経済を選択していました。「Introduction to World Business」の講義では高校までの授業では習わなかったより深いことも学べ、毎時間、わくわくしながら受講しました。
A.Mさん(鹿児島県立国分高等学校出身)
私は高校生の時から経済にとても関心があり、日本の労働問題や貧困問題、男女格差などについて独学で学び、大学ではより学びを深めたいと思っていました。この講義では日本経済だけでなく、世界経済についても詳しく学ぶことができ、本当にいい授業だと思います。毎回の講義を通して、知識量が着実に増えていくのが本当に嬉しかったです。
H.Gさん(沖縄県立読谷高等学校出身)
高校までに習った政治・経済の知識も活かしながら、より深く学習することができました。今までは名前だけ知っていた経済政策や法律などの歴史的背景や詳細などを分かりやすく学べ、実生活と重ねながら考えられる点がいくつもあって、とても興味深い授業でした。
K.Hさん(西南学院高等学校出身)
経済の仕組みを学びながら、様々な国の歴史や経済について知ることができ、とても楽しく受講しました。山口先生は色々な国でお仕事をされた経験をお持ちで、その体験談を聴くこともとても楽しみにしていました。
R.Tさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)
高校まではおおまかにしか学んでこなかった現代の社会や経済の仕組み、そしてそれがどのような経緯を辿って作られてきたのかを歴史と関連付けながら学ぶことができました。資料を読みこみ、自分で調べながら学ぶことがより深い理解につながり、とてもよい時間を過ごすことができました。この授業を受けたことで、社会が抱えている様々な問題について積極的に知ろうという姿勢に変わったことに自分でもとても驚きました。
H.Fさん(福岡舞鶴高等学校出身)
私はもともと現代経済史に関心が深く、社会主義国の変遷や市場経済化についての書籍なども読んでいました。この講義では毎回、新たな知見を得ることができ、とても面白かったです。高校までの授業では入試に向けておぼえることに重点が置かれていましたが、この授業では自分のなかでいつも考えながら参加できたので、より興味が深まり、楽しみながら理解できました。
H.Nさん(自由ケ丘高等学校出身)
社会科系の授業が楽しいと思えたのはこの講義が初めてです。先生は毎回の授業のなかで、世界各地で経験されてきた、思わず聴き入ってしまうような面白い話をして下さり、本当に受講して楽しかったです。とても新鮮で、有意義な時間を過ごすことができました。
M.Aさん(祐誠高等学校出身)
私は国際ビジネスに関心があるため、毎回、興味深く聴講し、とても勉強になる授業だと感じました。例えば、バブルの歴史に関する授業では記録に残る最初のバブルがオランダで、チューリップの球根への過剰投機がきっかけになったという話が特に興味深く、世界の経済や歴史を学ぶことの面白さを感じました。
R.Mさん(鎮西学院高等学校出身)
とても興味深い授業内容で、毎回の講義を聴くのが楽しかったです。この授業で国際情勢や経済により関心を持つようになり、毎朝、ニュースのライブ配信を視るようになりました。とてもためになっているので、これからも続けていきたいと思っています。
Y.Tさん(宮崎学園高等学校出身)
「Introduction to World Business」の講義を受講して、経済を通して社会を見ることを学ぶとともに、経済や政治により関心を持つようになりました。将来の日本を支える一人になるためにもこれからも学びを続けていきます。
T.Nさん(麻生外語観光&製菓専門学校出身、タイ出身)
この講義では日本だけでなく、世界の経済についても学べ、とても勉強になりました。わからなかった日本語の専門用語などは授業の後、調べて、復習しました。私は将来、起業したいと思っていますが、その際、この授業で学んだことは必ず役立ってくると思います。


