国際キャリア学科の六期生にあたる現4年生の就職活動もコロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうしたなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第7回は株式会社博多大丸様より総合職の内定をいただいたA.Iさん(聖和女子学院高等学校出身)からの喜びの報告です。
A.Iさん(聖和女子学院高等学校出身):株式会社博多大丸内定
私はこのたび、総合職として株式会社博多大丸より内定をいただきました。
私は入学時より将来は英語を使った仕事に就きたいと考えていたため、大学1年が終了した後、カナダへの長期留学に出発しました。しかし、突然のコロナ禍により1か月弱で帰国しなければならなくなりました。もちろん残念ではありましたが、短くても楽しい留学生活を通して、英語を旅行や日常のコミュニケーションのなかで楽しみたいという自分の気持ちに気づくことができました。
大学3年次から様々な企業のインターンシップを経験し、応募する企業を研究したり、自己分析と他己分析を行うなどの活動を始めました。小学1年生から現在まで競技エアロビックを続けていたということもあり、最初はスポーツの経験を活かしたいと考え、スポーツ用品メーカーを3社受けましたが、選考が進むにつれ、だんだんと自分の軸と違っているのではないかと思うようになりました。そこで、今年5月頃からもう一度、視野を広げて、考え直しました。その結果、仕事にやりがいを感じられるだけでなく、「仕事を通して人、そして地域までをも元気にできる仕事がしたい」という自分の気持ちに気づき、以降はそれに軸を置き、就職活動を再開しました。最初はうまくいかず、落ち込むこともありましたが、家族や友人に励まされながら、そして時々、息抜きをしながら、就職活動を進めました。
博多大丸の採用ご担当の方や役員の方はどの面接でもとても親身になって話を聞いてくださり、選考が進むにつれてこの会社で働きたい、活躍したいという想いがどんどん強くなりました。会社の方と相性が合うというのは働くうえで大切だと思うので、これが大きな決め手になりました。
私が就職活動を通して特に大事だと思ったことは次の四点です。
1.自信をもってアピール
私は競技エアロビックというスポーツを小学1年生から続けています。エアロビックは私の特技であり、自信をもって頑張ったことです。博多大丸の面接ではエアロビックで頑張ってきたこと、身につけたことを十分にアピールすることができました。このように自信をもって自分の頑張ったことを伝えることは大切です。人事選考では、企業の方は一緒に働きたい人か、活躍してくれそうな人かを見ていると聞いたことがあります。自分自身のことを理解してもらうためにも、自分がやってきたことについて、自信をもって話すことが大切だと思います。また、何度も面接を経験していくうちに、自分の頑張ってきたことをその会社でどのように活かしていくのか、いかに貢献できるかということを具体的に伝えることが大切だと感じました。そのため、会社の方針をきちんと調べて、その会社のことを理解することは大切ですが、会社に合わせて自分を考えるのではなく、自分の強みをその会社にどのように発揮できるか、ある意味、自分中心に考えた方がより自分をアピールすることができたように感じました。
2.深く考える
私が就職活動で一番大切だと思うことは、深く考えることです。自己分析、他己分析を通して自分がどんな人間なのか、どう見られているのかなど、自分について深く考え、知ることでエントリーシートを説得力のある文章にすることができます。面接では回答に対して「なぜ」と深堀りされることが多いので、どうしてその会社なのか、どうしてその行動をしたのかなど、自分の考えや自分の思いを掘り下げて考えることで、どんな質問がきても答えられる対応力が身につくと思います。就職活動を通して過去を振り返って考えたり、友人や家族に聞いたりして、自分がどんな人間なのか深く知ることができ、それが面接の時にも役に立ちましたし、自分について改めて振り返ることは楽しかったです。そして、両親やいとこやアルバイトの先輩など、まわりの人と仕事などについて話すことも大切だと思います。多くの人からいろいろな話を聞くことで、自分が何をしたいのか、どういう社会人になりたいか考え、自分の理想像というものがだんだんと見えてくると思います。
3.面接対策は慣れ
私が一番、苦戦したのは面接です。今年3月に早期選考を受けた際、オンラインでの論文試験となっていたのですが、予期していなかった5分程度の面接が行われました。対策をしていなかったということもありますが、自分の答えられなさにびっくりして、面接に対する苦手意識が強く残りました。それ以降、エントリーシートが通過すると、面接で聞かれそうなことを考え、対策をして、しっかり準備をするようにしました。オンライン面接ではカメラを見て話すので、なかなか最初のうちは自然に笑顔で話すということが難しかったですが、これは慣れが一番の解決策でした。いろいろな企業の面接を受けていくうちに、自然に笑顔で、抑揚をつけて話すことができるようになりました。博多大丸では初めての対面での面接となり、不安もありましたが、結果的には対面の方が自分らしさをよりアピールでき、話しやすかったと思います。練習を重ねれば、オンラインでも対面でも十分にアピールすることができると思います。大学のキャリアセンターの皆様はいつでも親身に相談に乗ってくださり、エントリーシートの添削、面接対策もしてくださるので、早めに対策していただくことをお勧めします。
4.作戦を立てる
最後に皆さんにお伝えしたいのは、就職活動の進め方です。私は要領が分からなかったので、情報解禁がされてから一気に何社もの企業を受けました。多くのエントリーシートを仕上げ、いっぱいいっぱいになってしまい、一つひとつの企業に対する情報収集や準備が足りなかったと感じています。何度か募集をかける企業も多いので、自分のペースで少しずつ受けるなど工夫をすることも大事です。
周りと比べたり、結果に一喜一憂せず、学科の先生方や家族、友人にサポートしてもらい、息抜きをしながら頑張ってください。一人ひとりに「ここだ!」と思える企業があると思いますので、うまくいかない時も「縁がなかっただけだ」と思って、切り替えて次に進んでください。応援しています。





