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2022.07.15

国際キャリア学科

(授業紹介)「Freshers Seminar」「Japanese Industry」合同授業:ヤマハ発動機の柳弘之顧問による特別講義を開催しました③(聴講した学生の感想Ⅱ)

国際キャリア学科(ICD)ではグローバル企業と連携したカリキュラムの一環として、2016年度からヤマハ発動機株式会社との提携講義を実施しています。今年度の第1回提携講義は、同社で社長、会長を歴任された柳弘之顧問に国際キャリア学科1年生と「Japanese Industry(日本産業論)」を受講している同3年生、約150名を対象にご講義いただきました。

以下では、柳顧問の特別講義を聴講した学生の感想(代表)をご紹介します。

H.Kさん(3年、福岡県立南筑高等学校出身)

柳顧問の講義を聴いて、ヤマハ発動機のイメージが大きく変わりました。講義の前はオートバイのメーカーとしてのイメージが強かったですが、世界初の電動アシスト自転車を開発し、世に広めたり、無人ヘリコプターで農業の効率化に貢献したりと、様々な分野でヤマハ発動機の製品が使われていることを知るとともに、このような様々な製品が作られてきた背景には面白いものや楽しいものを作り、お客様に新たな価値を届けたいという思いが常にあることがわかりました。また、国内だけでなく、世界中に販路を広げ、各地の状況やニーズを踏まえながら事業を展開されていることに驚きました。私は開発途上国や新興国に興味を持っているため、こうした国々での事業展開に特に興味を持ちました。開発途上国と先進国とでは、技術水準も人々の習慣も違うため、それぞれの市場をよく研究し、理解することが大切だと思うとともに、自分の日常や当たり前を押し付けるのではなく、相手の立場になって物事を考えることで世界を豊かにし、人々に感動を与えることができるということを学びました。今回の講義を通して、柳顧問とヤマハ発動機の社員の皆様の言葉からたくさんの気づきがありました。今後の就職活動においてどのような視点で企業選びをすればいいのか、どういう人が国際的に活躍しているのかなどについてヒントを得ることができてよかったです。自分のやりたいことや興味を持ったことを大切にし、それを周りに発信して、情熱を持ち続ける人間でありたいと思います。

M.Iさん(3年、九州産業大学付属九州高等学校出身)

柳顧問の講義を受けて、世界中の人々を魅了する画期的な技術や商品を生み出し、提供し続けるには様々な視点から物事を考えることが大切だと感じました。固定概念や一つのことにとらわれるのではなく、身近なものでも見方を変えるだけで様々な見方や感じ方ができ、新しい発見につながるということを学びました。柳顧問がおっしゃっていた「感性を磨くことが大切である」という言葉が特に印象的でした。本物を見て何を感じるか、それを言葉にできるかを常に行うことで感性を磨くことができ、それらが創造のきっかけになるというお話をうかがい、とても興味深いと思いました。ライフスタイルや時代の変化とともに、何が必要とされているのか、どのようなものがあったら面白いかなど、常に好奇心や探究心を持ち続けることも重要であると感じました。柳顧問の講義を傾聴して、自分のやりたいことを持ち、価値観や個性を大切にしながら、自己理解やスキルアップを目指して、有意義な学生生活を送ろうと思いました。この度は貴重な講義を受けることができて、とても光栄でした。ありがとうございました。

N.Kさん(3年、自由ケ丘高等学校出身)

今回の講義で柳先生が何度もおっしゃっていた「感性を磨く」「何にでも興味をもってわくわくする」という言葉がとても印象に残りました。「本物」を見たときに何を感じるのかということを何度も繰り返すことで感性が磨かれていくことが分かりました。感性が磨かれれば様々なことに興味を持つようになり、視野が広がり、多くの感覚を得ることができるとも思いました。この言葉を忘れずにいろいろなことに興味を持ちながら、自分を高めていきたいと思います。

M.Nさん(3年、福岡女学院高等学校出身)

柳顧問の講義を聴き、ヤマハ発動機は「社員の方がやりたいことに取り組んでいる会社」「社員にそれをさせてあげる会社」「そうしたことを通して可能性を広げられる会社」なのだと強く感じました。柳顧問ご自身が日本と海外をまたいで活躍され、視野等を広げられてきたからこそ、社員の方々も働きやすく、自分の可能性を広げられているのではないかと思いました。講義を通して、実際に自分の目で見て、感じ、自分の価値観と視野を広げることが大切なのだなと改めて考えさせられるとともに、私も興味のあることを見つけて、それを大切にしていこうと思いました。

R.Oさん(1年、宮崎県立小林高等学校出身)

ヤマハ発動機の柳顧問の講義を聴いて、将来、社会で活躍するために大切なことや自分の夢に向かってどのように取り組めばいいかを学びました。柳顧問と社員の方々はご自分のやりたいことを仕事にされていて、お仕事にやりがいを感じている方々ばかりだなという印象を受けました。柳顧問は私たちに大切にしてほしいこととして「3現感覚」「グローバル感覚」「豊かな感性」の三つを伝えてくださいました。そのなかで、最も心に残ったのは「豊かな感性」のなかの「感覚・感情をことばへ」です。私は普段、思ったことや感じたことをなかなか言葉にすることができません。柳顧問のお話を聴いて、もっともっと自分の感性・感情を言葉にして、周りの人に伝えていきたいと思いました。また、実際に会社で活躍してる人の共通点として「常にわくわくしている人、いつまでも好奇心がある人」をあげられました。常に好奇心を持ち、自分のしたいことを言葉にして伝えることで、それが実現し、活躍につながっていると、とても納得しました。私もまずは言葉にして伝えることを目標にし、できてきたら次はそれを行動に移せるように頑張っていきたいです。今回の講義は、やりたいことがあってもなかなか言い出せなかったり、行動に移せなかったりすることが多い私にとって、とても刺激の多い時間となりました。これからは、やりたいことなどを言葉にして伝え、実行できるように頑張っていきたいです。そして、可能性を広げたいと思います。これから何か困った時には今回の講義でいただいた言葉を思い出したいです。失敗を恐れず、多くのことに挑戦し、なりたい自分になれるよう努力していきたいと思います。

A.Kさん (1年、宮崎県立宮崎大宮高等学校出身)

「学生のうちに他とは違う個性を持つ」という柳先生の言葉が強く心に残りました。確かに何か一つでも自分を表現できる武器を持っておくことは重要ではないかと思いました。私はまだ自分が叶えたい夢が見つかっていません。しかし、今の段階で興味を持っていることを叶えることができるように、これからの学生生活でそのために必要なスキルや強み、武器を身につけていきたいです。今回の講義を通してこれから学生生活を送るうえで大事にすることや意識することを学ぶことができ、とても勉強になりました。この学びをしっかり活かしていきたいと思います。

H.Tさん(1年、長崎市立長崎商業高等学校出身)

柳顧問のお話を伺い、ヤマハ発動機がどういう会社で何を目指し、どういう取り組みをして、お客様価値を作られているのかを知るとともに、大学生の私たちが今、やっておくべきことを学ぶことができました。ヤマハ・グループは130年以上の歴史のなかで数々の世界初、世界唯一の商品を開発し、国内外で広く愛されてきました。電動アシスト自転車や無人ヘリコプターなどの商品もそうです。なぜこのようにたくさんの商品を開発し、日々、進化を遂げてきたのか、講義を通して、ヤマハのチャレンジ精神を強く感じました。講義のなかでロボットと世界最高峰といわれるライダーが競争している動画を見ました。企画の面白さに興味を持ち、最後にライダーが「驚くべき進化だ。これからが楽しみ」と話されていたことが印象的でした。どんどん進化させ、常により良い商品をつくろうとする意欲を感じ、社員の皆様が楽しんで仕事をされていることが素敵だと思いました。講義を聴いて、ヤマハ発動機の取り組みや面白い商品や企画に何度もワクワクしました。このように人々のニーズに合わせた商品づくり、環境に配慮した取り組みが世界中にたくさんのファンを持っている理由だと感じました。世界の第一線で活躍されている方の講義を入学前から楽しみにしていましたので、今回の講義はとても刺激的でいい経験になりました。