コロナ禍で過ごした2年間の大学生活。入学時に思い描いていた大学生活とは異なる部分も多々あったと思いますが、それぞれに大事な2年間を工夫して過ごし、これまでの大学生活を通して成長した自分を実感しています。
このコロナ禍で過ごした2年間を振り返ると同時に、これから入学をする高校生にメッセージを届けてくれましたのでご紹介します。
Ｉさんからのメッセージ（福岡工業大学附属城東高等学校出身）
2年間の学生生活を振り返っての感想をきかせてください。
正直、入学前に思い描いていた大学生活とは大きく違っていて、入学時にはそのギャップに悩むことも多かったです。特に、オンライン授業やレポートは初めての経験でした。そのため、慣れるまでに少し時間がかかりました。でも、反対に良かったこともあります。特に2年生に入ってから、対面授業が増えて友達の輪が広がりました。
また、心理学についてより深く学ぶことができ、「心理実習Ⅰ」という科目では、実際の臨床現場の施設に見学に行かせていただきました。そこで働いている人の声を聴かせていただけたりする中で、学びが楽しいと思う瞬間が増えました。
また、1年生の時には、コロナを言い訳にして行動しなかったところがあったのですが、2年生では後悔しないように過ごしていきたいと思い、大学の授業以外にも、講座をとったり、インターンシップに参加したりして、成長している自分を実感しています。
間もなく3年生になりますが、就職活動も始まるので「悩む前にまず行動する」ということを大切に頑張りたいです。
高校生へのメッセージをお願いします。
コロナ禍の大学生活は思い描いている大学生活とは大きく違っているかもしれません。しかし、その限られた中でもできることはあります。また、コロナ禍だからこそ学べることもたくさんあると思います。私はコロナ禍を言い訳にして行動できなかった時期があるので、みなさんには後悔のない大学生活を送ってほしいと思います。一緒に頑張りましょう！
Ｓさんからのメッセージ（博多青松高等学校出身）
2年間の学生生活を振り返っての感想をきかせてください。
この2年間は、コロナ禍ということもあり、入学当初イメージしていたように、毎日大学に通って授業を受けるという学生生活ではありませんでした。しかし、そんな状況だったからこそ成長できたこともありました。
まず、スケジュール管理や体調管理などがきちんとできるようになりました。基本的なことだけれど、意外とできていなかったことなので、成長した自分を発見し、良かったなと思っています。また、2年間ほとんど休まずに授業に出席することができました。入学当初は授業についていけるか不安でしたが、毎回の授業を受けていく中で、学ぶことの楽しさを実感できるようになった気がします。そして、1年生の頃よりも、主体的に学ぶ姿勢ができてきたと思います。この2年間で得られたことを今後に活かしていきたいです。
高校生へのメッセージをお願いします。
大学での勉強は高校までとは違い、決まった授業をただ受けるだけではなく、自ら学ぶという姿勢が大切だと思います。そのため、何のために大学へ行って勉強をしているのかをしっかりと考えたうえで大学生活を送ってほしいと思います。
また、分からないことや不安なことは一人で抱え込まずに周りの人と支え合いながら乗り越えていく力を身につけていってほしいと思います。
Ｈさんからのメッセージ（山口高等学校出身）
2年間の学生生活を振り返っての感想をきかせてください。
2年生になり、対面授業の科目が増え、少しずつ自分が思い描いていた大学生らしい生活を送れるようになって嬉しく感じています。また、2年生の後期から「心理実習Ⅰ」という科目がスタートし、実際に施設を見学したり、心理職として働く人からお話を聴かせていただいたりと、公認心理師に関する詳しい実践的な内容を学ぶことができ、とても楽しく充実した日々を送ることができました。これからは自分の学びたいことについて、より専門性を高めていくための学ぶ機会が増えてくると思うので頑張りたいと思います。
高校生へのメッセージをお願いします。
入学当初、大学に思うように通えない時期があり、友達ができないと感じ、焦りを感じたこともありました。しかし、様々な授業を受けていくうちに自然と友達ができました。新入生の皆さんも、焦らずゆっくり大学生活に慣れ、楽しんでほしいと思います。また、高校までの学びとは違って自分の学びたいことについて、専門的な知識を得ることができるため、とても楽しいと思います。是非、頑張ってください。
2月中旬、雪がちらつく日でしたが、大学構内には梅の花が咲いていました！！
