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2022.02.04

国際キャリア学科

(学生の活躍)3年生のR.Uさん、地域の魅力ある店舗を紹介するフリーペーパーを発行

コロナ禍が続く厳しい状況のなかでも、学生たちは勇気をもって様々なことに挑戦しています。今回は福岡女学院大学の「チャレンジ助成金」の制度を活用して、大学周辺の魅力あるお店を紹介するフリーペーパーを発行した国際キャリア学科3年生のR.Uさん(福岡県立筑紫高等学校出身)の取り組みをご紹介します。

 

R.Uさんはコロナ禍で様々なことが制約されるなか、何かお世話になっている地域に貢献できることはないか考え、今回の企画を立案し、実行しました。困難な状況でのチャレンジは彼女の大きな成長につながったと同時に、他の学生達にとっても素晴らしい見本となり、励みになったに違いありません。

R.Uさん(国際キャリア学科3年、福岡県立筑紫高等学校出身)

私は大学の「チャレンジ助成金」を活用し、大学周辺の井尻、雑餉隈の魅力あるお店を紹介するフリーペーパー「Grape’s」を作成しました。地域のお店に足を運んでもらうことで、地域経済の活性化に貢献したいという思いで取り組みました。

この企画に取り組むきっかけとなったのは、大学1年生の時に応募した「福岡県グローバル青年の翼」です。福岡県が主催する「福岡県グローバル青年の翼」は、国際的な視野を備え、地域で活躍する中核的存在になる人材を育成するための事業で、私を含め社会人と大学生で構成される20名が選抜され、国内での研修やフィールドワーク、マレーシアとミャンマーでの研修などに挑みました。マレーシアの研修では現地の旅行会社の方にお話を伺う機会があり、そこで海外では日本のマイクロツーリズムに注力した情報へのニーズが高いことを知りました。この経験を踏まえ、改めて福岡県を見てみるとまだ十分に紹介されていない魅力がたくさんあることに気付きました。

「福岡県グローバル青年の翼」団員として海外研修に参加(2019年)

「福岡県グローバル青年の翼」での半年間の活動を終えた後、この研修で学んだことを活かして活動したいと考えていたところに新型コロナウイルスが流行し始め、大学2年生の1年間はこの思いを実行に移すことができませんでした。しかし、コロナ禍が地域経済に影響を及ぼすなか、何か自分にできることはないかという思いが強くなり、3年前期になり動き出しました。福岡女学院大学には「チャレンジ助成金」という学生の自主的かつ自由な発想による挑戦を助成する制度があることを知り、「福岡県グローバル青年の翼」に参加した国際キャリア学部の先輩を誘い、応募したところ、審査を経て、企画を採用いただき、それを原資にフリーペーパーを制作、発行しました。

コロナ禍でオンライン授業を選択している学生にも参加してもらえるようデジタル版の「Grape’s」も作成しました。また、この企画をより成果のあるものにしたいと考え、取材時にお店の方々へ「Grape’s」を見て足を運んだ女学院生へ特典を付けていただくようお願いしました。お店の方々は快く協力していただき、地域の温かさにも触れることができました。

一方で緊急事態宣言が発出されたこともあり、取材は予定通りには進まず、ひと月遅れの発行になってしまいました。個人的には学業と課外活動、就職活動それぞれに力を注げるような時間の配分に苦労しました。紆余曲折ありましたが、何とか自信を持って発信できるフリーペーパーを完成させることができました。

学業とも両立させながら取り組みました!

完成後、クラスメイトから「自分も頑張らないといけないな」と言ってもらい、周りにも良い影響を与えられたかなと達成感を感じました。お店の方々からも「一緒に地域を盛り上げていきましょう」と言っていただき、この企画を取り組んで本当に良かったと思いました。今後は、学生主体で地域を盛り上げる活動が続いていくように、この活動を後輩に繋いでいきます。