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2021.10.04

国際キャリア学科

(授業紹介)国際キャリア学科の中国語カリキュラム(中国語、中国語会話、中国語ビジネス会話-担当:陳齢)

中国語には「如虎添翼」という四字熟語があります。虎に翼をつけたような、すなわち強いものが一層強くなるという意味の言葉です。日本語の「鬼に金棒」といったところでしょうか。国際キャリア学科の中国語教育は少しでも皆さんの「翼」と「金棒」になることを目指して、日々、研鑽しています。カリキュラムでは、1年次には「中国語Ⅰ・Ⅱ」「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」、2年次以上は「中国語Ⅲ・Ⅳ」「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」を履修することができます。

(1)「中国語Ⅰ・Ⅱ」、「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」

「中国語Ⅰ・Ⅱ」は中国語を実践するうえで最小限、必要とされる語法規則に重点を置き、年間を通して500程度の語彙と60以上の語法ルールを身につけることを目指します。毎回の授業では、講義をした後に即座に練習問題を解き、答え合わせをすることで、知識の定着を図ります。「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」は身近な話題を中国語で伝達することができるように常用表現を中心に会話を組み、練習を繰り返します。年間を通して700程度の語彙と挨拶言葉や慣用文などを用いて、コミュニケーション能力を鍛えます。両科目ともに週1コマ90分の学習時間を設定しており、通年の学習終了時に中国語検定試験準4級、4級、もしくはHSK1級、2級に挑戦できるような中国語能力を培うものとしています。

(2)「中国語Ⅲ・Ⅳ」、「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」

「中国語Ⅰ・Ⅱ」もしくは「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」の既習得者を対象に開講する中級レベルの中国語学習科目です。「中国語Ⅰ・Ⅱ」「中国語会話Ⅰ・Ⅱ」を学習した人がその延長線上において既習の語彙や語法ルールを復習しながらレベルアップしていくような内容構成となっています。使用する教科書によって難易度の差はあるものの、予習復習を徹底していれば、十分についていけるはずです。一方の「中国語ビジネス会話Ⅰ・Ⅱ」はビジネスの現場で多用する語彙や慣用表現の学習、オフィス、商談、レセプションなどの場面でよく使う表現を会話の形式で覚え、即戦力の備わるコミュニケーション技能を育成することを目指しています。両科目ともに週1コマ90分の授業です。通年の学習を終えた段階で、中国語検定試験3級、2級、もしくはHSK3級、4級に挑戦することが期待できます。

 

中国語を学ばなくても共通の漢字で何とかなると思うかもしれませんが、現代中国語は発音や文法ルールが日本語と異質な言語体系です。系統的かつ確実に学習し、将来の仕事やキャリアに役立ててはいかがでしょうか。

 

以下は受講している学生の感想(代表)です。

S.Kさん(4年、愛媛県立新居浜西高等学校出身)

3年次に陳先生の「中国語I・Ⅱ」を受講し、4年次で「中国語Ⅲ・Ⅳ」を続けて受講しています。 最初は難しいと感じていた文法や単語も長文読解のなかで繰り返し学習することで、解説を見なくても理解できるようになりました。 教材である短編小説から、中国の文化や歴史を知ることができるのも授業のひとつの楽しみです。 オンラインでも授業形態を工夫してくださっている陳先生のおかげで、初めて受講してから今まで苦手意識を感じることなく、楽しく学習が続けられています。今年11月には中国語検定に挑戦する予定なので、今まで以上に力を入れて学習に取り組んでいます。

N.Tさん(3年、大分県立日田高等学校出身)

陳先生の中国語の授業では、毎回、学生に発言の機会もあり、いつも集中して授業に励むことができています。

A.Yさん(2年、佐賀県立鹿島高等学校出身)

私が受講している「中国語ビジネス会話」の授業では、実際にビジネスで使う中国語の表現や単語、発音などを学習しています。文法の学習だけでなく、実際に声に出して発音することで、話せる中国語を学ぶことができています。オンライン授業ですが、Meetを使いネイティブの先生の声を聞きながら学習することで、中国語を話す力がさらに身についたと実感しています。

Y.Nさん(2年、福岡県立香住丘高等学校出身)

「中国語Ⅲ、Ⅳ」の授業では、発音や文法を主に学んでいます。先生に続けて発音し、文法も詳しく学びます。教科書もレベルが高く、様々な語彙や熟語を身につけられます。読む、話す練習だけでなく、書く練習もします。おかげで中国語が少しずつ分かってきました。引き続き勉強に励み、将来に役立てたいと思います。

M.Sさん(2年、福岡大学附属大濠高等学校出身)

中国語の基礎を復習しながら、より深く文法を学ぶことができる有意義な授業であると感じています。授業で読み方などが間違っているときは、陳先生がすぐに丁寧に正して下さいます。中国語検定を受験することを目標に、今後も中国語の学習を頑張りたいと思います。

R.Tさん(2年、大分県立日田高等学校出身)

陳先生の中国語会話の授業では初歩の発音からすぐに実践して学ぶことができ、理解度が上がり、成長していると感じています。実用的な会話が多いため、場面が想像しやすく、楽しく授業を受けています。

Y.Mさん(2年、福岡県立武蔵台高等学校出身)

「中国語ビジネス会話」では言語だけでなく、中国のビジネス現場について学ぶことができて、とてもわかりやすいです。中国語の発音は難しいので、授業内で発表する際に上手く発音できたり、拼音を適切に書き取ることができたりするととても嬉しいです。練習問題は難しいですが、自ら調べて解くことで日本語や英語との違いを強く感じながら取り組んでいます。

A.Mさん(1年、福岡県立筑前高等学校出身)

陳先生の授業も指定された教科書も非常にわかりやすく、私にとっては最も向上心を持って臨める授業のひとつになっています。

H.Tさん(1年、福岡工業大学附属城東高等学校出身)

入学前、中国語については全く知りませんでしたが、授業を受けるなかで英語と文法が似ていることや同じ漢字でも日本語と中国語とでは違った意味になることなどを知り、どんどん興味が湧いてきました。中国語検定を取得したいと考えていますので、苦手である拼音の違いを聞き分けるためにも、これからの授業も積極的に受講します。

A.Yさん(1年、福岡県立福岡中央高等学校出身)

初めて中国語を勉強していますが、オンライン授業でも陳先生が発音やポイントを丁寧に教えて下さるので、知識を深めることができています。また、スマートフォンから教科書の音声を聞くことができるので、授業時間外でも中国語を学ぶことができます。