7月の中旬に、本学大学院臨床心理学専攻の進学ガイダンスをオンライン上で2回実施しました。
数多くの臨床心理士を輩出してきた実績のある本学大学院臨床心理学専攻に対して、関心をもっている学部生はたくさんいます。
さらに、国家資格となった公認心理師を目指して入学している学部生も増えており、心理職への関心はますます高まっています。
昨年度に引き続き、今年度も感染症対策のため、オンライン上で実施したところ、1年生から4年生まで、多くの学部生が参加してくれました。
進学ガイダンスでは、参加者全員が集う全体会を最初に実施しました。
全体会では、現役の大学院生が学部時代の過ごし方や大学院入試の勉強法、大学院進学後の院生生活等について、自身の体験を踏まえながら、具体的にお話をしてくれました。また、事前質問のアンケートで集められた学部生が聞きたいことに対して、Q＆A方式で大学院生や教員が答えました。
全体会終了後は、個別相談会を設け、希望した学部生は、院生に直接、質問してお話しやアドバイスを聞くことができました。
今年度の大学院進学ガイダンスでお話をしてくれた院生が、参加した感想と学部生への応援メッセージを届けてくれましたので、お届けします。
大学院生からの応援メッセージ
◆学部の皆さんとお話をして、入試前の不安を感じていた1年前の自分を思い出しました。私自身も先輩にアドバイス等をいただきながら試験までの日々を過ごしていたので、皆さんの不安が少しでも和らげばと思い、参加させていただきました。参加していた方は最初、緊張していた様子も見られましたが、時折笑顔も見られ、皆さんと良い時間を過ごせたと思っています。
進路を決める中で、あるいは試験までの日々を過ごす中で、ふと不安になることや追いつめられるように感じることがあると思います。1人で抱え込まず、同じ道を目指す友人や先輩に支えてもらいながら、学部の日々を大切に過ごしてほしいと思います。
（大学院生Fさん：伊万里高等学校・福岡女学院大学出身）
◆大学院を目指している皆さん、コロナ禍でのオンラインガイダンス、いかがだったでしょうか？
個別相談会で、皆さんからのご質問などをお聞きし、大学院進学を真剣に考えていることが伝わり、私自身も改めて身が引き締まる思いでした。皆さんの不安や迷いが少しでも軽減されていれば良いなと思っています。
なぜ臨床心理士・公認心理師になりたいのか、どのような研究をしたいのかしっかり自分の気持ちと向き合い、４年間の学部での学び、一つひとつを大切にすることが、目標達成の糧となると思います。福岡女学院大学大学院で共に学べることを楽しみにしています。
（大学院生Kさん：聖心ウルスラ学園高等学校・福岡女学院大学出身）
