メディア・コミュニケーション学科では今年も卒業研究構想発表会をオンラインで行いました。
本学科では、メディア・コミュニケーション・デザインを横断的に学び、高い専門性の獲得を目指しています。そのための基礎を１、２年次で学びます。そして３年次になると、３つの分野の特色と自身の興味・関心を照らしあわせたうえで「専門演習I・II」（いわゆる３年ゼミ）を選択し、４年次の「卒業演習I・II」（４年ゼミ）へと進んでいきます。
最終的には、それぞれの専門性を活かした卒業論文や作品を完成させることになるのですが、その途上でこの発表会は行なわれています。多くの学生がこの発表会に照準を合わせて卒業研究のテーマを決めているようです。そして発表会のやりとりのなかで、そのあとどのように研究を進めていくかの示唆を得られた様子が見受けられました。発表した4年生のコメントを一部紹介します。
「自分の研究に対して、違った視点からご指摘を頂いてこんな読み解き方もあるのかと気付かされました。」（Ｔ・Ｍさん）
「インタビューやアンケートの内容によって研究の方向性が左右されるという重要な学びがありました。」（Ｋ・Ｓさん）
メディア・コミュニケーション学科の構想発表会は、ゼミ単位ではなく合同で行われるため、普段なかなか接する機会のない相手から客観的に研究をみてもらえるまたとないチャンスなのです。
夏から秋にかけて、インタビューやアンケート、作品の制作などで忙しい日々を送る４年生の姿が目に浮かぶようです。みなさん、頑張ってください。来年行われる卒業研究発表会での成果報告を楽しみにしています！
（学科Today編集担当）