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2021.08.03

国際キャリア学科

授業紹介:「Freshers Seminar I」:ヤマハ発動機の柳弘之取締役会長による特別講義を開催しました②

国際キャリア学科ではグローバル企業と連携したカリキュラムの一環として、ヤマハ発動機株式会社との提携講義を実施しています。
今年度の第1回提携講義は、7月7日に柳弘之取締役会長をお招きし、国際キャリア学科1年生に特別講義をしていただきました。

今年で4回目となる柳会長の特別講義は「お客様価値を探し続ける~ヤマハの感性と技術」と題して行われ、学生たちはメモを取りながら真剣な眼差しで受講していました。講義の最後に「将来の主役になる皆さんへ」と題して会長から送られたメッセージ「本物を見る」「感性を鍛える」「感動を自分の言葉にする」は、1年生たちの心に強く、しっかりと刻まれたようです。

今回は聴講した1年生の感想(代表)をご紹介します。

K.Yさん(長崎県立長崎南高等学校出身)

柳会長のご講義を聴いて、ヤマハ発動機がお客様のことを第一に考え、そのニーズにあった、そして期待を超えるような技術や製品の開発に力を入れられていることが分かりました。「常にお客様に何が求められているのかを考え、感性と技術を掛け合わせ、価値と市場を創っている」というお話がとても印象に残り、もっと面白いもの、もっと日常を豊かにできるものを絶えず追及されている姿勢に感銘を受けました。講義のなかで会長が話された「個性を創る、個性を発揮する」ということは、私たちが今後、社会に出て活躍できる存在になるために非常に重要になってくると思います。これからの大学生活のなかでさまざまなものを観て、感性を磨き、個性を発揮できる人材になりたいと思いました。開発途上国での事業に関するお話もとても勉強になりました。様々な課題を抱えている開発途上国で日本の技術を現地でも使えるように技術指導をし、持続可能な社会を創ることに貢献されていることを知り、感動しました。清潔な水を飲むことができない地域へ安全な水を届ける活動は特に印象に残っています。国際協力に関心を待っているので、講義を通してさらに学びを深めたいと思うようになりました。

R.Kさん(宮崎県立宮崎西高等学校出身)

柳会長は講義のなかで、「感覚・感性を鍛えることで個性を発揮するタレントになるように」というアドバイスをいただきました。具体的には、3現感覚「観る、変える、創る」、グローバル感覚「観る、想像する、融合する、創る」、豊かな感性「観る、感覚・感情を言葉へ、言葉を技術へ、創る」を磨くことを教えて下さいました。将来、グローバルに活躍できる人材になれるようにこれらの感覚・感性を磨いていきたいと思います。また、講義の最後にはヤマハ発動機が世界各地で行っている事業の紹介をして下さいました。開発途上国では、漁業工程指導やボート製造技術指導、メンテナンス技術者育成指導などを行い、世界で11億人が直面している水問題についても子供たちに安全な水を届けるための取り組みを行っているとのことでした。商品を販売するだけでなく、こういった事業を通して世界に貢献しているヤマハ発動機はとても素晴らしい企業だと思いました。

A.Tさん(長崎県立佐世保南高等学校出身)

柳会長は高校生の時に南極観測船を見たことをきっかけに大学で学ぶことを決めたとおっしゃっていました。そのお話を聴いて、私も自分の心に響いたこと、気になったことに積極的に挑戦し、知識を深めていこうと思いました。その際に必要となるのは勇気を持って決断することです。挑戦しようと思うことは簡単ですが、実際に行動に移すにはかなり勇気が必要です。今までの自分だったら失敗を恐れていたと思いますが、この講義を聞いて、今しかできないことにチャレンジしようと強く思いました。高みを目指すだけでなく、時には改善点をじっくり考えて、毎日、少しでもいいから成長することに尽力したいです。誰にも負けない個性、タレントを備えた一人前の大人になるべく、今日から意識して生活していこうと思います。

N.Hさん(長崎県立大村高等学校出身)

柳会長の講義はとても多くのことを考えることのできた充実した時間となりました。なかでも特に印象に残ったことが三つがあります。一つ目は、柳会長ご自身のご経験です。柳会長は高校時代に南極観測船を見たことをきっかけに大学で船舶工学を学ばれ、ヤマハ発動機に入社されたと聞き、私も何でも興味や関心があることに積極的にアタックしていきたいと思いました。二つ目は、ヤマハ発動機がアフリカ諸国に寄り添って長い間、協力をしてきたことです。1970年に始まった漁業行程指導をはじめ、ボート製造技術指導、メンテナンス技術者育成、世界で11億人の人が困っているという水問題への協力など、現地の人に寄り添いながら信頼を築いていくことで距離を縮め、ヤマハ発動機という名を市場に浸透させていったことはとても素晴らしいと感じました。三つ目は、商品を販売する国の傾向を徹底的に調べ、お客様のニーズに沿った商品を提供されている点です。印象に残ったこれら三点を忘れないようにしていきたいです。

R.Tさん(佐賀県立伊万里高等学校出身)

柳会長のご講義を聞き、何かを創るうえで、感覚や感性は大切なものだと改めて感じることができました。これからの時代、個性がないと社会で通用しないと思いますので、自分の感覚や感性を大切にし、自分らしさを発信していきたいです。また、私は将来、人と関わる職業に就こうと考えているので、ヤマハ発動機の皆様のように常にお客様を第一に仕事に取り組んでいこうと思います。

T.Iさん(佐賀県立佐賀東高等学校出身)

音楽のヤマハとヤマハ発動機、一見、全く違う業種の企業に見えますが、両社とも最高の感動体験を届けるという同じ目標に沿って経営されています。音楽の力で人を感動させる、先進の技術で使う人を感動させる。届ける商品は違いますが、同じ気持ちを持っているという点にとても感動しました。私も何をやるにしても原点の心をしっかり確認して、それを芯に活動していきたいと思いました。

M.Cさん(佐賀県立三養基高等学校出身)

なかなかお話を聞くことができない立場の方から経験談やお考えを聴くことができて、本当によかったと思います。私が今まで直面してきたこととは比べ物にならない困難に出会っても、くよくよせずに客観的に物事を捉え、多くの方の立場を考慮して前向きに進むことが成功のカギだということを痛感しました。今回、学んだ教訓を心に留め、大学生活を送っていこうと思います。

K.Nさん(くまもと清陵高等学校出身)

柳会長による講義を通して、「活動域・視野の広さ」にとても驚き、「心躍る豊かな瞬間・最高の感動体験を求める」というコンセプトを掲げて、私達の暮らしがより豊かになるなものを創り出すために努力を積み重ねてこられたお姿を見て心を動かされました。私の将来の理想像はまだ鮮明とは言えません。「航空管制官になる」という幼少の頃からの夢から、大学で学びを深め、様々なことに興味を持つたびに変化していることに戸惑いすら感じていました。しかし、今回の講義を通して、「挑戦をやめない限り人間に限界は訪れない。だからこそ思い立ったらまず行動し挑戦してみる。その行動が何かを変える」というメッセージを強く感じました。興味を持つこと、夢が変わることは悪いことではなく、新しい可能性を見つけるチャンスであることに気づきました。今回の講義で学んだことを心に強く刻み、将来に向けてひたむきに努力を重ねていきます。

K.Hさん(福岡県立福岡中央高等学校出身)

今回のご講義を通して、これからの社会を作っていくのは私たちなのだと改めて痛感しました。将来、社会に貢献できる人材になれるように、出会った人と向き合い、大学での学びのなかで、自分の性格、価値観をよく知る努力をしていきたいです。

E.Mさん(福岡県立小倉南高等学校出身)

現在の世界はコロナ禍により、様々な打撃を受け、旅行や外食など、以前までは当たり前にできていたことも難しくなりました。しかし、こうした状況のなかでも、ヤマハ発動機は様々な新しいことに挑戦し、お客様のことを一番に考えられていると知り、とても感銘を受けました。柳会長はコロナ禍の世界市場を俯瞰することが大事だとおっしゃっていました。俯瞰することにより、現在、世界で起こっていることを明確に知ることができ、しなければいけないことが何かを見つけ出せることができます。これは、自分の将来の夢にも当てはまるのではないかと思います。私の将来の夢は客室乗務員になることです。しかし、航空会社もコロナ禍で大きな打撃を受けています。だからこそ、航空業界とそれを取り巻く状況を広い視野で見て、全体を把握し、自分がしなければいけないことを見つけ出すことが大事であると考えます。例えば、現在、新規採用を見送っている航空会社が多いです。そのため、3年後、4年後、私が採用試験を受ける時には確実に志願者数は多くなると思います。だからこそ、今、私は数多くの志願者のなかから勝ち抜ける個性とは何なのか、しっかりと考え、答えを見つけ出すことが必要だと思いました。柳会長のご講義を聴いて、改めて、大切なことに気付くことができました。ありがとうございました。

R.Hさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

ヤマハ発動機は世界2億人のお客様とつながるために認知、興味、検索、訪問、購入、体験、共有と7つのステップを明確に定義されており、そこにお客様ひとりひとりを大事にし、繋がろうとする「思い」が感じられました。その中で現実×仮想のマーケティング空間で事業を進められていることを知り、「仮想が現実に」という言葉を聞くだけでワクワクする気持ちになりました。このように新しいことに取り組み、消費者に感動を与えているヤマハ発動機はとても素敵な会社だと思います。特に印象に残ったことは飲み水に困っているアフリカ諸国などのために浄水システムを供給しているというお話です。それぞれの国の発展状況や現地の方々の暮らしなどを配慮しながら研究し、製品開発を行い、お客様が真に求められる製品を供給しているからこそ、ヤマハ発動機は世界市場で評価され、愛されるメーカーになったのだと感じました。講義の後の質疑応答の際、「大学生の間に身に付けたらいいことは何ですか」という質問に対して、柳会長は「現場や身の回りを見て改善できるところを見つけるトレーニングをすること、感覚を養うことが大事だ」「体験してみて感じたことや考えたことなど、ただ感じるだけでなく、思ったことを言葉にして書き出すことも大切だ」とおっしゃっていました。この大学生活のなかで自分が興味持ったものには積極的に挑戦し、またそのきっかけを大事にしながら自分を見つめ直したいと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。

A.Mさん(福岡県立筑前高等学校出身)

私はこれまでヤマハ発動機様について詳しく存じ上げておらず、なんとなく技術開発に最も重きを置いている会社ではないかと感じていました。しかし、新しい技術や製品の開発に加えて、環境や開発途上国を配慮した取り組みをされていると知りました。 私の将来の目標はまだ決まっていませんが、開発途上国と日本をつなぐようなバイヤーのお仕事に興味を持っていますので、ヤマハ発動機の取り組みに強い関心を持ちました。また、柳会長は欧米や南アジアなど異なる文化の国で長くお仕事をされていて、グローバルな視野をもった方だと感じました。世界を舞台に活躍するには様々な人々とつながることが大切であると思いました。

M.Sさん(福岡県立嘉穂東高等学校出身)

柳会長の講義を聴いて考えることが多々あり、とても良い勉強になりました。なかでも特に印象的だったのが同社を創業以来の赤字から一年で黒字に変えられたということです。柳会長は米国、フランス、インドに駐在されていて、そうしたご経験も活かされたのではないのかなと思いました。海外に行くことで全く違った思考や概念を持つ人たちと関わることができ、その国の文化や言葉に触れることができます。そこから、自分の感性を磨き、価値観が変わるなど、プラスになることも増えると思います。私もコロナ禍が終息したら国際交流や留学をして、より多くの人達と関わり、コミュニケーション能力、柔軟性、判断力を身につけていきたいと思います。

N.Nさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)     

柳会長のご説明は大変、分かりやすく、心に残る貴重なお話を多く聞くことができました。「国際キャリア入門」の授業で、ヤマハ発動機がアフリカ諸国で漁業の技術協力をしてきたこと、さらに独自に開発した浄水システムの普及に努めているということを学びました。とても興味深かったので、その事に関するお話を特に注意深く聞きました。ヤマハ発動機は漁業やボートの製造技術、メンテナンス技術の普及などに取り組まれており、こうした市場密着型の取り組みは顧客の信頼を得ることにつながっているそうです。浄水システムについては、高度な技術のものを提供しているのではなく、一般の人でも簡単に取り扱うことができる製品を開発されたそうです。ここでもまた、ヤマハ発動機がその国や人々にあった製品を製造していることがよく分かります。講義の最後に、柳会長は私たちとって大事な助言をして下さいました。感覚、感性を鍛えて個性を発揮できる人になるべきだということです。そこで、「今、どのようにすれば感覚、感性を鍛えることができますか」という質問に対する会長のお答えを聞くことで、私はこれから取り組むべきことを詳しく理解することができました。日常の中で目にする物のデザインに改善すべき所があるか考え、想像を膨らませるなど日々の実践が大切なのだと知りました。

A.Iさん(福岡県立香椎高等学校出身)  

柳会長は社会で活躍するために3現感覚(観る、変える、創る)、グローバル感覚(観る、想像する、融合する、創る)、豊かな感性(観る、感覚・感情を言葉へ、言葉を技術へ、創る)が大切であるとおっしゃっていました。また、感覚や感性を鍛えるために今からしておいた方がよいこととして、物をじっと眺め、もっとこんな機能を付けた方がいい、こんなデザインにした方がいいと考えるトレーニングや、芸術作品や大自然を見て何を感じるかが大切だと話されました。このアドバイスをこれから活かしていきたいと思います。

L.Xさん(国際貢献専門大学校出身、中国出身)

ヤマハ発動機様は私が将来、最も働きたい会社です。中国の支店で働くことができればと思っています。同社の行動指針は三つがあります。「スピード」ーあらゆる変化に素早く対応、「挑戦」ー失敗を恐れず、もう一段高い目標に取り組む、「やり抜く」ー粘り強く取り組み、成果を出し、振り返る。これらの3つのポイントは今の私に欠けているものです。自分の夢の実現に向け、もっと頑張ります。そして、将来、「女性のリーダー」として世界で活躍できる人になりたいと思います。

G.Tさん(えにし日本語学校出身、ネパール出身) 

In this lecture, I was able to learn the importance of various sense and sensitivity training.  I realized that until now I didn’t look at things carefully. Mr. Yanagi, when he goes to a store, for example, he looks at things in the shop very carefully. He has never found a shop in which nothing needed to be improved. He says he tries to improve his sensitivity and sensitivity by doing this. I think it is very difficult to create a product that customers will enjoy in their lifetime, but when you are in the customer's shoes, you will be able to produce one. It is amazing that Yamaha always thinks about their customers and produces products that meet their needs.  I learned a lot about Yamaha that I never knew before, and I think it's good for my future.