国際キャリア学科の五期生にあたる現４年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。卒業生が多数、活躍し、現４年生も多くが志望していた航空、旅行、ホテルなど人の移動にかかわる業界では採用を行わない企業が相次ぎました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも五期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた国際キャリア学科４年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第１回は第一志望の株式会社星野リゾート・マネジメント様より内定をいただいたM.Sさん（福岡県立筑前高等学校出身）からの喜びの報告です。 

私は、第一志望としていた株式会社星野リゾート・マネジメントより内定をいただきました。

私は入学当初より、大学のホームページに掲載されている国際キャリア学科の先輩方の就職活動体験記「Dream Comes True（就職内定者の声）」を読んでおり、私も先輩方のように夢を実現したいと思い、常に卒業後の進路を意識して大学生活を送ってきました。

一年次にはアシアナ航空と提携した客室乗務員研修（ソウル）に参加し、二年次にはアメリカのテネシー大学マーティン校に長期留学しました。三年次にはTOEIC®の学習や資格取得に力を入れ、マナー・プロトコール検定二級を取得しました。

三年次の６月から本格的に就職活動を始めましたが、最初は業界や業種を絞らずに様々な企業の説明会やインターンシップに参加しました。そのなかで特に魅力を感じたのが洗練されたおもてなしを提供するホテル業界でした。そこからホテル業界について調べるようになり、自分の適性を見極めるためにホテルでのインターンシップにも参加しました。そこで感じたことや経験したことを踏まえ、数あるホテルのなかから株式会社星野リゾート・マネジメントに強い魅力を感じ、同社を志望するようになりました。

就職活動はコロナ禍のため、ほとんどがリモートで行われました。そのため、画面上で自分を最大限にアピールできるように面接練習の動画を記録し、自分がどのように相手の方に見えているのか研究しました。なるべくカメラのレンズを見て対面で話しているように話すことや、画面上では表情が伝わりにくいので、いつもより表情を豊かにすることを心がけました。また、国際キャリア学科の友人達とリモートで面接練習を行うことでお互いにモチベーションを高めあいました。

国際キャリア学科では、多くの貴重な経験をさせていただきました。そのおかげで、私は人生で初めて第一志望に合格することができました。後輩の皆さん、高校生の皆さん、国際キャリア学科には親身になって下さる先生方や素敵な友人達に恵まれ、様々なことに挑戦できる環境が整っています。是非、その環境を最大限に活かしていただきたいです。皆さんの大学生活が実りあるものになることを願っています。応援しています。