国際キャリア学科３年のK.Sさん（日本国際語学アカデミー出身）が公益財団法人ロータリー米山記念奨学会の奨学生に選ばれました。ロータリー米山記念奨学会は、勉学を志して日本に在留している外国人留学生に対し、全国のロータリークラブ会員の方々からの寄付を財源とする奨学金を支給し、支援している奨学団体です。奨学生は学業における成績や熱意に加えて、異文化理解やコミュニケーション能力において優れている点を評価して選抜されます。

K.Sさんはネパールの出身で、国際キャリア学科第四期生として入学しました。入学以来、日本語の学習に努める一方、英語や専門科目を含む他の授業の受講態度もまじめで、優秀な成績をおさめてきたこと、学内・学外の様々な活動で活躍してきたことが評価されたようです。選抜されたロータリー米山奨学生にはそれぞれ一人のロータリークラブ会員の方がカウンセラーとして付き、ロータリークラブの諸活動を通して日本の文化、習慣などに触れることで、国際平和の創造と維持に貢献する人材となることが期待されています。

以下はロータリー米山奨学生に選抜されたK.Sさんからの喜びの報告です。

私が今回、奨学生に選抜いただいた公益財団法人ロータリー米山記念奨学会は日本全国のロータリークラブ会員の寄付金を財源として日本に在留している外国人留学生に対し契学金を支給している契学団体です。

ロータリークラブは地域の人々の生活を改善したいという情熱をもって社会に役立つ活動に力を注いでいる献身的な人々による世界的なネットワークで、異なる職業の人々が地域で会合を持ち、職業を通して社会の発展と国際平和に貢献することを目的に活動されています。

就職活動もはじまり、もうすぐ社会人になる私にとって、このロータリー米山記念奨学会の奨学生に選抜いただいたことは社会について多くの事を学び、視野を広げる貴重な機会になると期待しています。私も自分の持っている力を込めて精いっぱい奨学生としての活動に取り組んでいきたいと思っております。

福岡女学院大学で学ぶ留学生たちと！（一番左がK.Sさん）