学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際キャリア学科
  5. (授業紹介)Current Business-世界とつながる仕事について学ぶ

2021.02.17

国際キャリア学科

(授業紹介)Current Business-世界とつながる仕事について学ぶ

国際キャリア学科3年生以上を対象とする「Current Business」(担当:山口)は、世界とつながるビジネスや公務の第一線で活躍されてきた様々な業種の経営者や実務担当の方をお招きし、現場の視点から日本の産業や企業経営、国際展開などについてご講義いただくオムニバス形式の授業です。

(2019年度の本授業の授業風景です)

 

今年度は、旅行、ホテル、航空、製造、海運、銀行、保険、公的金融機関(福岡県信用保証協会)、行政機関(農林水産省)、外国政府機関(タイ国政府観光庁)の各業種から18名の講師をお招きし、講義をいただきました。就職活動を控えた受講生たちからは毎回、多くの質問が寄せられ、オンラインではあったものの真剣に聴講している様子が伝わってきました。以下では受講生の感想(代表)をご紹介します。

H.Mさん(広島県立福山明王台高等学校出身)

「Current Business」の講義を通して、自分がこれから先、社会人として働く時、どのような姿でありたいのか、どのように仕事をしていきたいのかを考える機会が多くなりました。コロナ禍で大きな影響を受けている航空、観光・旅行、ホテルの各業界から講義いただいた方々からは業界の現状についてのお話を聞くことができました。皆さん、様々な困難や制約があるなかでもコロナ後を見通した新たな取り組みをされていることが強く印象に残りました。お客様を思い、今まで以上に挑戦を続けられている方々のお話を通して、就職後のあるべき姿を考えるようになりました。この講義で学んだことを活かして、自分の中にぶれない軸を持ち、就職活動を乗り越えていきたいと思います。

(日本航空ご出身の経営コンサルタント、今村様による講義)

A.Tさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)

「Current Business」の講義では、実際に各業界の現場で働かれている講師の方々の生の声を聴き、働くうえで認識しておくべきことや女性として生きていくために大切なこと、さらに各業界に関する専門的な知識など多くのことを学びました。なかでも特に印象に残っているのが西日本シティ銀行の立花様のお話です。仕事に対してどのように向きあうべきなのか、女性としてどのようにキャリア形成をすべきなのかなど多方面からアドバイスをいただいたように感じました。15回の講義を通して、働くことに対してより現実的で具体的なイメージを持つことができました。貴重なお話をして下さった講師の方々にとても感謝しています。ありがとうございました。

(西日本シティ銀行の立花様による講義)

M.Kさん(宮崎県立宮崎大宮高等学校出身)

外部講師の先生方による講義を通して、コロナ禍における就職活動への心構えと社会に出る自覚を持つことができました。各業界で活躍されてきた方々のお話は本当に貴重で、とても考えさせられました。自分は何が好きなのか、何をしたいのか、自分自身をしっかりと知ること、どのような業界にどのような特徴があるのかを知ること、これらが重要であると再認識することができました。「コロナ禍だったから」という言い訳ではなく、「コロナ禍だったけど」と胸を張って言えるように、これからの就職活動に取り組んでいきたいと思います。全ての講義が本当に有意義なものでした。諦めることなく、挑戦し続けていきたいと思います。本当にありがとうございました。

(福岡県信用保証協会の和田様による講義)

K.Kさん(熊本県立玉名高等学校出身)

「Current Business」の講義では、様々な業界で活躍されている方からのお話を聴き、各業界の仕事内容ややりがい、求められる人材、コロナ禍の影響など多角的な視点から学ぶことができました。例えば、鶴丸海運の吉野様の講義では長い歴史を持つ同社が常に社会のニーズをつかみ、変化に対応する取り組みをされてきたことが印象的でした。時代の変化に対応して新しいことを柔軟に取り入れ、変化していくことは、会社を存続させ、発展させるために重要なことだと改めて思いました。15回の講義を通して、それぞれの業界の特徴や働いている方々のやりがい、思いを理解することができました。また、どの企業でも変化を恐れず、臨機応変に対応できる人材が求められていると感じました。今までの考え方や行動を見直し、常に成長し続ける人になれるようこれから努めていきたいと思います。

(鶴丸海運の吉野様による講義)

R.Sさん(鎮西学院高等学校出身)

「Current Business」の講義を受けて仕事について深く考えることができました。就職活動が始まるなか、仕事に対する価値観を固めるうえでても大切な機会だったと感じています。講師の方のなかには、仕事を始めてからこれまでのキャリアの流れまで詳しく教えて下さった先生もいらっしゃったので、将来の自分を描くこともできました。特に心に残ったのはヤマハ発動機との連携講義でお話して下さった川口様の講義です。川口様は私の中の「バリバリ働くあこがれの女性像」にピッタリの方でした。川口様は学生時代からこれまでのお仕事のご経験、そしてこれからの目標まで、とても盛りだくさんのことを話してくださいました。仕事をするうえで培われるスキルも詳しく教えて下さったので、社会人になってからどんなことを身につけていけばいいのか理解できました。15回の講義で得ることができた様々な知識を活かし、これからの就職活動に臨んでいきたいです。

(ヤマハ発動機の川口様による講義)

M.Kさん(熊本県立鹿本高等学校出身)

 「Current Business」の講義を通して、年齢、性別、職種の違う、様々な会社の第一線でご活躍されている方々の話を聴くことができ、とてもよい経験になりました。コロナ禍の影響によりリモート講義にはなりましたが、とても分かりやすく講義をしてくださり、これからの自分にとってとても役に立つお話が聴けたと思います。多くの職業や仕事に対する考え方、生き方を学びました。人はそれぞれやりたいことも違うし、生き方も違います。自分が何をしたいかを明確にし、諦めずに貫くことが大切なことだと改めて感じました。そして、女性ならではの生き方やライブイベントを大切にして、それにあった環境に進むことも大事だと思います。これから就職活動が本格的に始まりますが、それぞれの講師の方からいただいたアドバイスを頭に置きながら目標一歩でも近づけるように頑張りたいと思います。

H.Mさん(福岡県立宗像高等学校出身)

様々な業界の経営者や社員の方から業界の現状や求められる人材像などについて学ぶことができました。これまであまり知らなかった業界にも目を向けるとても良い機会を得るとともに、社会人に必要なマナーについても多くのことを知ることができました。例えば、 農林水産省九州農政局の方々の講義はこれまであまりお話を聞いたことがなかった分野だったこともあり、新鮮な驚きを感じました。講義全体を通して感じたのは、職業を選ぶうえで自分の好きなことに貪欲になることが大切だということ、そして臨機応変に対応できる力がどの業種にも求められているということです。もうすぐ本格的な就職活動が始まりますが、この二つを軸に頑張って、将来を切り開いていきたいと思います。

(農林水産省九州農政局の皆様による講義)

A.Fさん(福岡県立三池高等学校出身)

「Current Business」の講義を通して、旅行業、ファッション産業、国家公務員、銀行、製造業、保険業、航空運輸業、海運業、ホテル業などの業種について理解できたとともに、それぞれの業界が移り変わる社会のなかでどのように対応してきたのか学ぶことができました。コロナ禍で社会の在り方が大きく変化しているからこそ、講師の方々はこの話をされるのかなと感じました。例えば、HITOYOSHI株式会社は日本の繊維産業が生産コストの低い開発途上国との競争により生産量、企業数、従業員数とも縮小を続けるなか、納期が短く、ロッドが小さく、仕様が複雑な製品など海外のメーカーが嫌がる仕事を積極的に受注したり、コロナ禍で不足している医療用ガウンの製造を行うなど、時代や市場の変化に伴って業態の幅を広げることで、対応されていました。求める人材については、コミュニケーション力や変化に対応できる人材が多くの企業の方からあがっていたと感じました。これから社会に出ると厳しい状況に会う場面もあると思いますが、臨機応変に対応できる力を身につけたいと思います。とても貴重な講義でした。ありがとうございました。

(HITOYOSHI株式会社の竹長取締役工場長による講義)

R.Oさん(福岡県立柏陵高等学校出身)

「Current Business」の講義を通して感じたことは大きく分けて三つあります。一つ目は「視野を広く持つこと」の大切さです。これは、講義をして下さった皆様の共通点のように感じました。どの企業でも時代の変化や流れにあわせて事業を変化させ、常に移り変わる市場に柔軟に対応されているということを知りました。そこで、大切になってくるのが視野の広さだと思います。なかでも印象的だったのがハルトラベルの古賀社長のご講義です。旅行業界は社会情勢の影響を受けやすく、コロナ禍で大きな打撃を受けています。しかし、そのような時にこそ冷静に周りを見渡し、今は何が求められているのか、何ができるのか考えられている姿に感銘を受けました。視野を広く持つことで、考えの幅が広がり、状況の変化にも柔軟に対応することができるのだと思いました。二つ目は「無駄な経験は一つもない」ということです。ヤマハ発動機の廣松様の講義では常に学ぶ姿勢を絶やされない姿に感銘を受けました。航空業界の講義の際に失敗談についてお話しいただいたことも印象に残っています。社会に出ると失敗することもあると思いますが、多くの方が「失敗からしか学べないこともある」とおっしゃっていて、背中を押されたような気持ちになりました。失敗を恐れず、どんな経験からでも学ぼうとする姿勢を持った社会人になりたいと思います。最後に「イメージする力の大切さ」です。この授業を通して、自分がどのような社会人になりたいのかを明確にイメージすることができたとともに、講師の方々の姿から多くのことを学び、考え方を広げることができました。

(ヤマハ発動機の廣松様による講義)

K.Oさん(福岡県立城南高等学校出身)

第一回の授業で自己分析をしてみようという課題が出されました。その際は自分のことが分からず、とても焦りました。しかし、この授業を受けていくにつれて、自分は何がしたいのか、どのように社会や人に貢献していきたいのか、少しずつ分かってきました。まだまだ自分自身の軸を安定させることはできていませんが、躓きながらも自己分析を進めていき、納得できる就職活動・キャリア形成をしていきたいです。講師の方々のなかには遠方からわざわざ講義に来て下さった方もいらっしゃいました。とても感謝すべきことだと思います。また、オンライン授業でも対面と同じような形式、内容で受講できるように環境を整えて下さった先生方にも感謝しています。ありがとうございました。

(明治安田生命の皆様による講義)

A.Sさん(筑紫女学園高等学校出身)

講義全体を通して、業界それぞれの特徴や社会的役割、企業努力、求められる人材などの多くのことを学ぶことができました。今まで業界研究を行ってきましたが、この講義と同じぐらい詳しいお話を聞く機会はありませんでした。なかでもホテル業界についてご説明いただいたリーガロイヤルホテル小倉の小久保様の講義は最も関心の高い業種であることもあり、特に印象に残りました。お客様と対峙して行うお仕事の難しさやホテル業界に従事する際の覚悟などを知ることで、業界の奥深さを知ることができました。おもてなしには正解がなく、どこまでも追い続ける事ができる、そんな楽しみがあるのではないかと感じました。15回の講義全体を通して、業種や職種は違うものの、講師の方々はそれぞれ信念を持ち、お仕事に向かわれているのだなと感じました。お仕事に対する熱意や向上心を持たれているお姿はとても素敵で、私もそのような社会人になりたいと感じました。

(リーガロイヤルホテル小倉の小久保様による講義)

C.Yさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)

普段から興味を持っていた業界はもちろん、あまり知識のなかった業界についても知ることができ、就職活動を前に視野を広げることができました。なかでもハルトラベルの古賀社長の講義では、旅行業界に関心を深めるとともに、講義のなかで社長がおっしゃった「明けない夜はない」という言葉が強く心に残りました。コロナ禍により就職活動や将来のことでとても不安を感じているなか、この言葉はとても励ましになりました。

(ハルトラベルの古賀社長による講義)

M.Hさん(明光学園高等学校出身)

「Current Business」の講義では、様々な業界で活躍されている方々からとてもためになるお話をしていただき、毎回、自分の将来を想像しながら聴いていました。お話しして下さった講師の皆様は自分の仕事に対し誇りを持たれ、失敗してもすぐに立ち直って次に進まれているからこそ成功していらっしゃると感じました。興味のある分野から今まで全く知らなかった業界まで幅広く学ぶことができ、就職活動を真剣に考える大事な時間にすることができました。講義のなかでタイ国政府観光庁の中島様からいただいた「自分の人生は自分にしか責任をとれない」という言葉が強く心に残りました。頼りにしている両親や友人、的確にアドバイスをしてくださる先生方の意見を聞き入れることを大事にしながらも、周りに流されない様に自分の軸をしっかり持って自分のやりたいことを実現し、豊かな人生を送りたいと思いました。これから不安なことがたくさんありますが、講義しくださった社会人の先輩方のアドバイスを心に刻み、就職活動に励みたいと思います。

(タイ国政府観光庁の中島様による講義)