国際キャリア学科の四期生にあたる現４年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。学科の卒業生が多数、活躍し、現４年生も多くが志望していた航空、旅行、ホテルなど人の移動にかかわる業界では採用活動を停止する企業が続出しました。しかし、こうした逆境のなかでも四期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた４年生（代表）の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第５回は第一志望であった楽天カード株式会社様より内定をいただいたM.Mさん（熊本市立必由館高等学校出身）からの喜びの報告です。 

私は楽天カード株式会社より内定をいただきました。

私は福岡女学院大学国際キャリア学科に入学してすぐに卒業後の就職を意識して積極的に活動しました。1年次には羽田空港で実施されたエアライン研修に参加し、2年次にはオーストラリアのモナシュ大学に長期留学しました。3年次には国際ビジネス・フィールドワーク（Japanese Career Fieldwork）に参加し、北部九州地域の様々な業界の企業を訪れて、貴重なお話を聞かせていただきました。

3年次の６月頃からは様々な企業でのインターンシップにも参加しました。多種多様な業種に目を向けることで、新たな業界や分野に興味を持つとともに、他大学の就活生とも出会い、お互いに情報交換を行い、大きな刺激となりました。インターンシップでは、特に働かれている社員の方々のお話や雰囲気に注目しました。それが数年後の自分の姿になるかもしれないからです。

３年次の夏には株式会社エイチ・アイ・エス様でのインターンシップに参加し、九州営業本部で大学生向けのスタディツアーを企画するなど、旅行業務の現場を体験しました。今回、内定をいただいた楽天カード株式会社との出会いも3年次に参加したインターンシップでした。多くの福岡女学院大学の先輩方が就職されてていると知り、興味を持ったのがきっかけです。実際に働かれている方々からお仕事の内容や社内イベントなど様々なお話を聞かせていただき、「ここで働きたい！」という強い思いを抱くようになりました。

後輩の皆さんへの就職活動を通してのアドバイスは、早めに活動を開始し、より多くの企業と出会うことです。そうすることで、自分が心から働きたいと思える会社に出会える可能性がより広がると思います。私は10社以上のインターンシップに参加したなかで、「ここだ！」と思えたのが楽天カードでした。皆様にも、この様な直感を大切にしていただければと思います。

☆The Path to Her Dream☆