国際キャリア学科の四期生にあたる現4年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。学科の卒業生が多数、活躍し、現4年生も多くが志望していた航空、旅行、ホテルなど人の移動にかかわる業界では採用活動を停止する企業が続出しました。しかし、こうした逆境のなかでも四期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。
このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた4年生(代表)の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第11回は第一志望であったクリナップ株式会社様より内定をいただいたS.Yさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)からの喜びの報告です。
S.Yさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身):クリナップ株式会社内定
私はこの度、第一志望であるクリナップ株式会社に内定をいただきました。
以前より「人が集まる空間」を作る仕事に就きたいという夢があり、特に生活の基本の場所である「キッチン」でその夢を叶えたいと思ったため、志望に至りました。
就職活動を含め大学生活を通して、自分らしく目の前のことに全力で取り組めたのは、福岡女学院大学の環境や周囲の方々に恵まれていたからだと感じます。幅広い経験をお持ちの先生方、就職活動や人生に悩んだ時にアドバイスいただいた進路就職課の皆様、バトミントン部の部長を務めた際、悩み事があるといつも親身になって相談に乗ってくださった学生課の皆様、福岡女学院大学には愛情をもって学生一人ひとりに寄り添ってくださる教職員の方々がいらっしゃいます。特に国際キャリア学科は先生と学生との距離が近く、常に安心して学生生活を送ることができました。
私には在学中、最も大切な軸にしたことがあります。それは、新たなことに挑戦することです。新しいことに飛び込むことでチャンスが生まれ、充実した経験ができ、それにより驚くほど自分を変えることができます。私は大学での課題解決型授業に参加したことで素敵な出会いがあり、その結果、苦手意識を持っていた海外への留学やインターンシップにも踏み出せ、バトミントン部の部長も務めることができました。こうした経験が活かされ、就職活動をやり遂げることもできました。行動を起こすのに一歩踏み出すには、勇気が必要な時もあると思います。そんな時には、周りに頼ること、背中を押してもらえる環境に身を置くことが大切です。積極的に行動している友人を見つけ、一緒に動くことから始めて良いと思います。私自身はそうでした!国際キャリア学科には志の高い学生が大勢いるので、お互いに切磋琢磨できます。
後輩の皆さん、私も就職活動中は、正直、不安でいっぱいでした。しかし、悩んでいるばかりでなく、当初は業界を絞らずに広い視野で様々な研修や企業説明会に参加したことで、本当に就きたい仕事、働きたい会社、やりたいことを見つけることができました。困難を乗り越えられたのは、家族や友人、大学の方々のお陰です。「周りにいてくれる人々に感謝や尊敬の気持ちを忘れない」という当たり前のことを大切にすべきだと改めて実感しました。そして、将来のために何でもがむしゃらに頑張ってきたことも自らの励みになりました。もし、うまくいかないことや後悔してしまうようなことがあっても、周りと比べるのではなく、昨日の自分と比べて見て下さい。今日よりも明日がよりよくなるにはどうしたらいいかを考えると、前向きな気持ちで頑張れます!私も小さなことからでも「泥臭く」頑張りますので、同じ大学の仲間として共に頑張りましょう。皆さんのこれからの人生が実りあるものになるよう、心より願っています。
☆The Path to Her Dream☆