検索したいキーワードを入れてください

2016.12.26 授業紹介

キャリア心理学

 「キャリア心理学」は、2年生後期からの科目です。この講義では、個人がこれからのキャリアをデザインするための理論を学ぶことを目的としています。今年度の「キャリア心理学」で取り上げている主なテーマは、「キャリアのデザイン」・「キャリアトランジション」・「キャリアにおける意思決定」です。
 キャリアを長期にわたってデザインすることは、どんなに先見的に考えることが得意な人でも難しい課題だと思います。しかし、キャリアデザインを行わないと流れに流されているだけになります。そうなると、あなたは何ですか?と聞かれてもわからない状況となります。このような状況は、困った状況だと思われます。確かにキャリアをデザインすることは大変なことだと思いますが、デザインをすることを自覚する必要があると思います。そのために、キャリアをデザインすることを助けるための多くのキャリア理論について学んでもらいます。キャリアをデザインする時に大切にしてもらいたいことは、今までの経験の積み重ねと時間軸を視野に入れた客観的側面で、一見非連続な歩みであっても個人が意味づけを行い、主観的に統合して連続的に考えることができて意味があることになるということです。
 キャリアがデザインできてもそれが全てうまくいくとは限らないという状況もあります。そのことに気が付いた時は、キャリアのトランジションにいると考え、再度デザインをすればよいだけのことです。再デザインが必要になった時でもキャリアに関する多くの理論を知っていれば、それが助けになってくれるでしょう。キャリア感が揺れ動いている時だからこそ、流れに身を任せるのではなく自分から積極的に自分のキャリアをデザインしていこう、少なくとも自分のキャリアなのだから積極的に考えて行こうという発想を自覚することが求められるようになってきていると思います。本講義では、キャリアをデザインするための基礎的な理論や知識を学び、実践を行うための方法を学んでもらえればと思っています。
(担当:大里)
 
s_today161226.jpg