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2015.10.21

​鎮西学院高等学校 バス見学会が行われました

本学に在籍する学生のうち、長崎県出身者は現在96名。九州の中でも長崎県出身者は高い在籍者数となっています。
10月13日(火)、その長崎県から鎮西学院高等学校2年生の生徒様59名が来校されました。
学部学科紹介や施設紹介を実施し、本学の雰囲気を味わっていただきました。模擬授業では、国際キャリア学部国際キャリア学科 教授 南川啓一 先生の授業を実施しました。

南川先生は元々英語の発音の研究が専門ですが、最近では…「違うってどんなこと?」「人が成長するってどんなこと?」「勉強するのは何のため?」というようなことを多文化共生(比較文化学)の立場から研究しています。研究のフィールドはタイとカンボジア。

そんな南川先生の授業は「あなたが大学に行くのはなぜ?」と題し、タイ・カンボジアで勉強したくても勉強できない人々がたくさんいることを知る南川先生だからこそ伝えることができる「なぜ勉強するのか」について問いかけるものでした。その中で、知らないことが大きな過ちを生むこともある、見えないものを見る力を養って欲しいということを熱く語りました。
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他にも、国際キャリア学科での学びである異文化コミュニケーションや地域研究・国際協力のこと、英語・日本語の発音や発音の強弱による意味の違いの話など、幅広い内容となりました。

大学の教員はそれぞれの専門領域を深く追求する「研究者」でありながら、その研究成果に基づいて学生を指導する教育者でもあります。大学の授業は教員の優れた研究の成果が反映されており、より深く学ぶことができます。これも大学で勉強する醍醐味の一つです。

今回の模擬授業を通して大学の授業の奥深さ、幅広さを感じて頂けたのではないでしょうか。

南川先生が所属する国際キャリア学部国際キャリア学科では、「グローバル人材育成」を教育目標としており、国際感覚を磨く取り組みを積極的に取り入れています。その取り組みは随時ブログでもご紹介しています。進路研究の一助として是非参考にしてみてください。【詳しくはこちら

鎮西学院高等学校の皆さん、来校ありがとうございました。

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