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2013.12.06

国際キャリア学部開設記念セミナー質疑応答 2

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2013年11月2月(土)に国際キャリア学部開設記念セミナー『女性が世界を舞台に活躍する!』を開催いたしました。(詳細
当日は満席となり、ご参加いただいた皆様に深く感謝申し上げます。

セミナー中のパネルディスカッションでは、参加者の皆様から多くの質問をいただきました。
当日は時間が足りずご紹介できなかった質問について、11月11日に掲載したセミナーの質疑応答の記事に続き、本日は西日本シテイ銀行頭取 久保田勇夫様の回答をご紹介致します。


【質疑応答】

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基調講演Ⅱ「国際社会で求められる人材とは」
西日本シテイ銀行 久保田勇夫頭取
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20131206_02.jpgQ.あなたの英語教育への考え方には同感です。音読が大切であると考えられるようになったきっかけは何ですか?

A.中学1年生の夏休み前、英語の教師(小野粋先生)から、「1学期中に教科書で学んだところを毎日10回声に出して読み、かつ毎日10回ノートに書き写すように」との宿題を課され、それを愚直に実行したこと、それ以降も出来るだけ教科書を音読しました。これにより以降、英語の学習では人に遅れをとることはありませんでした。
なお、この方式により、中学校から高校までの全ての教材を暗誦しました。


Q.「少数意見を堂々と述べる」ということが国際人の条件。この想いを深めた経験を教えて下さい。

A.日本人は世界の中で少数派であり(現在の世界の仕組みは、基本的に欧米の制度、思想で出来上がっている)、もし自分の意見(大抵の場合、日本の意見は少数意見である)を述べないと日本の主張が受け入れられなくなるのが現実だからです。


Q.日本文化を知ることの中で、文学作品を読むことはどのくらい大切ですか?

A.日本の文化を知る、ということの他、自分の知らない生き様や考え方を知り、自らの人生を有意義なものにするために必須ではないかと思います。


Q特に女性に求められることは何ですか?

A.男性、女性にかかわらず、それぞれの個性に応じたことが求められると思います。


Q.歴史(日本等)を知る上でお奨めの本はありますか?また愛読書はありますか?

A.日本史の他に世界史を知ることが大切だと思います。例えば、J.M.ロバーツ「世界の歴史」(創元社)の第8巻「帝国の時代」及び第9巻「第二次世界大戦と戦後の世界」をお奨めします。


Q.他国の文化やモノ、人に触れ合う機会が少ないのですが、今後どのように学べばよろしいですか?働きながらでもできることは何かありますでしょうか?(ちなみに、私は内勤が多く外に出たくても出る機会が少ないのです。)

A.大きな本屋さんで、興味のありそうな本を選ぶことをお奨めします。その場合、いかにして本物(ホンモノ)を選ぶかが大切です。古くから多く読まれている本、外国の人の書いた本で日本語訳となっているもの(日本語訳が出ているということは、多くの人に読まれる可能性があること、更にはその価値があると考えられたから出版されたものだと思われます。)をお奨めします。

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お忙しい中、ご回答いただき 誠にありがとうございました。