福岡・佐賀には、地域に寄りそって運営されている地域メディアがたくさんあります。3年の「専門演習」(林田ゼミ)では、そうしたメディアと地域の日常的な関わりについて研究しています。
今回、朝倉郡東峰村の「東峰テレビ」の運営に携わり、現在は東峰村ふるさと観光大使をつとめられている上野恵梨奈さんをゼミにゲストとしてお迎えしました。約15年前に開局した「東峰テレビ」は、地域に住む「住民ディレクター」の方々が創る市民参加型のテレビ局です。ケーブル放送とネット配信一体型の新しい地域メディアの試みとして知られています。
東峰村ご出身の上野さんが「東峰テレビ」開局直後に携わるようになったきっかけから、「住民ディレクター」としてのご経験。その後、東峰村を離れても、ふるさと観光大使としてつながりつづける挑戦について、お話しいただきました。
とくに、「住民ディレクター」として地域で交流を続ける中で、ふるさとである東峰村と出会い直したり、改めてご自身と地域との結びつきを感じられたりされた過程は、とても胸に響くお話でした。
講義に参加した学生のみなさんの感想をご紹介します。
・地域メディアの果たす役割は、情報発信だけではなく人との関係づくりという点にとても納得しました。その発信力は自分が気になったことは何でもやってみることで育むことができると教えていただきました。今回の講義で、何事にも挑戦する後押しをしていただいたように思います。(S・Kさん)
・私自身も地域に根ざした取り組みをしていきたいという気持ちがあったので、信頼が循環するコミュニティ作りに、とても興味を持ちました。(I・Hさん)
・続けることで信頼ができてくること、目の前を見ることによって、大切なものがわかること、自分の中心となる核を持つことでブレなくなることなど、大事だと思える考えに出会えました。自分の周りにもうすでにある大切なものにも目を向けて、あたたかい輪を広げていきたいと思いました。(M・Yさん)
最後には、次のようなメッセージを学生におくってくださりました。
“大切なものは「すぐ目の前にある」と気づくこと”
それに気づくために、たくさん行動・挑戦すること
上野さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。
(林田真心子)


