「Japanese Industry」(担当者:李敖)では、戦前から現代までの日本経済の歩みをたどりながら、日本の主要産業がどのように形成され、発展し、変化してきたのかを学びます。第二次世界大戦後の復興、高度経済成長、二度の石油ショック、プラザ合意と円高、バブル経済とその崩壊、長期不況、アベノミクスまでを時系列で取り上げ、各時代の政策、国際環境、企業活動の関係を具体的に考察します。あわせて、繊維、鉄鋼、自動車、電機・電子、総合商社、金融など、日本経済を支えてきた主要産業の成長要因、産業構造の転換、国際競争力の変化についても学びます。
単に歴史上の出来事を暗記するのではなく、なぜ高度成長が実現したのか、石油危機が産業構造をどう変えたのか、円高や金融政策が企業や家計にどのような影響を与えたのかを、各時代の背景と結び付けて理解することを重視します。個々の出来事を独立して覚えるのではなく、その原因と結果を関連付け、日本経済の変化を一つの流れとして捉えることが本授業の特徴です。また、授業内容を現在の経済ニュースや身近な企業の動向と関連付け、日本の産業が抱える課題と今後の方向性について考えます。こうした学習を通じて、日本経済と企業活動を歴史的・国際的な視点から捉え、その特徴や課題を自分の言葉で説明する力を養います。
以下は、受講している学生の感想です。
F.K.さん(福岡県立糸島高等学校出身)
日本経済の流れについて詳しく知ることができました。また、授業内でのディスカッションを通して他の人の考えなどを聞くことができ、楽しく学ぶことができました。実際に計算を行うことで、自分で考え、日本の経済についてより興味を持つことができたのではないかと思います。
W.K.さん(久留米市立久留米商業高等学校出身)
私は高校でも経済について少し学びましたが、重要な事項を暗記するくらいで、根本的な意味や内容はあまり理解していませんでした。この授業では一つ一つの経済の出来事を丁寧に詳しく教えていただけたので、ほぼ初心者のような私でも今までの日本の経済の流れや経済政策の具体的な内容を理解することができました。スライドを使った分かりやすい説明で、先生も優しく、非常に受けやすい授業でした。経済は難しそう…と最初は思っていましたが、この授業なら頑張ってみようかなと思えました。
R.Y.さん(長崎県立佐世保西高等学校出身)
経済についてより深く学ぶことができ、とても興味深い授業でした。日本のこれまでの経済成長について学ぶことは、これからの自分の人生にも役立つと思います。
S.Y.さん(静岡県立浜松商業高等学校出身)
日本の産業の歴史を知ることは、現在の日本経済を知るヒントになると思います。少し難しい部分もありましたが、自分なりに考え、答えを論理的に見つけていける面白い授業でした。
S.O.さん(福岡県立須恵高等学校出身)
日本の経済や産業について学び、経済の仕組みや主要産業について理解を深めることができました。日本の経済だけでなく、それが世界とどのようにつながっているか考えながら学ぶことができることも興味深かったです。これらの知識は、国際情勢を理解する上で重要なので、これからも学びを深めていきたいです。
M.I.さん(西南学院高等学校出身)
経済は国際関係と深く結びついていること、また現在の社会だけでなく、過去の出来事や政策とも深く関わっていることを学べました。それぞれの時代の経済状況に応じて様々な政策や制度がとられてきたことや、時代ごとの景気や国際経済の仕組みなど新たに知ることが多くありました。特に、インフレに関する授業では経済の変化が生活に及す影響を具体的に理解することができました。




