言語芸術学科の映画制作の授業「プロダクション・マネージメント」で制作した短編映画『ダリア』は、2月に開催された第11回いせ人権映画祭で上映され、「撮影賞・録音賞」を受賞しました。この作品が8月8日に三重県四日市で開催される海山道(みやまど)インディペンデント映画祭の自主制作ガールズコレクションの作品として選出され、上映されることになりました。とても素敵な紹介をしていただきましたので、皆さんにご紹介します。
『ダリア』(2025)
【作品紹介】
「仕事か、結婚か。」
女性が人生の節目で直面する普遍的な問いを、若い世代の視点から描いた短編作品。夢を叶えた姉に憧れ、自分も夢の実現に向けて努力を続けるエリ。ところが同窓会で、かつて未来に希望を抱いていた同級生たちが、それぞれ現実と向き合いながら生きている姿を目の当たりにする。
さらに久しぶりに再会した姉もまた、仕事と人生の狭間で揺れ動いていた。
誰もが思い描いた未来をそのまま生きられるわけではない。それでも人は何を選び、どのように幸せを見つけていくのか。姉妹の対話を通して、人生の選択と価値観を見つめる作品である。
【監督プロフィール】
福岡女学院大学人文学部言語芸術学科3年(2026年5月現在、オーストラリアに語学留学中)。
本作が初監督作品。2024年、瀬木直貴監督作品『オオムタアツシの青春』に制作部インターンとして参加。その後も福岡で撮影された映画作品の現場に照明部として参加し、映像制作の経験を積んでいる。
【作家性・制作背景】
本作は福岡女学院大学人文学部言語芸術学科の授業「プロダクション・マネージメント」の一環として制作された。脚本は学生たち自身の体験や価値観をもとに構築されており、仕事、結婚、将来への不安といった、若い世代が直面するリアルな悩みが反映されている。
制作に参加した学生たちは、カメラや録音機器に触れてわずか数か月。映画制作の初心者たちが協力しながら完成させた作品であり、その瑞々しい感性と率直な視点が作品の魅力となっている。
【プロデューサーコメント】
「カメラや録音機器にふれて3ヶ月の学生たちが撮影した作品です。脚本は最初の授業で学生たちの体験を聞き、それをもとに学生が書き上げました。
映画制作初心者でも、ある程度のクオリティの作品を完成させることができます。この作品制作に関わった学生たちが将来、映画業界に進み、業界を盛り上げてくれることを祈って、毎年指導しています。」
―― 文屋 敬(プロデューサー・授業担当)


