心理学科の卒業生は、企業などの産業・組織で活躍する方から医療、福祉、教育領域などの臨床現場で活躍する方まで多岐にわたっています。
このシリーズでは、それぞれの分野で活躍する卒業生の様子や、後輩・高校生の皆さんへのメッセージを紹介しています。
今回は、株式会社NTTデータ九州で活躍するAさんからのメッセージです。
ぜひご覧ください。
(株)NTTデータ九州で活躍するAさん(福岡県立春日高等学校出身)
現在のお仕事について教えてください。
自治体向けのシステム開発をしています。
担当プロジェクトの規模が大きいことから、期限を守りながら品質を確保する点で大変さはありますが、大規模だからこそ、開発したシステムを多くの自治体職員の方々に使用していただけて、日々の作業の効率化に貢献できる、といった部分にやりがいを感じます。
また、システム開発は個々人での作業がメインだという印象が大きいかもしれませんが、実際はチームで活発にコミュニケーションを取りながら進めていきます。
そのため、ひとりで抱え込むことなく、常に協力し合いながら皆で一緒に進められるというのも魅力のひとつです。
学生時代に心理学科で学んだことや身につけた力は、今の自分にどのように活かされていますか?
IT業界は心理学と無関係のように思えますが、お客様とのコミュニケーションの中で、心理学科で学んだことが活かされた場面は多々あります。
お客様とシステムの細かな仕様について調整していく中で、お客様の発言をそのまま受け取るのではなく、発言の意図や背景まで汲み取ることができるよう、必要に応じて深堀り質問を行います。
この姿勢は、心理学科で身に付けた「傾聴の姿勢」が活かされているのだと思います。
在学生や高校生へメッセージをお願いします。
今学んでいることは、ひとつひとつは小さなことのように思えますが、確実に自分を形作るピースとなっています。
日々の学びを大切にしてください。
進路を決める時には、迷い、葛藤、不安など、さまざまな感情が伴うことかと思いますが、これからの日々を少しでもよいと思えるものにしていくための第一歩です。
すてきな第一歩を踏み出せるよう、みなさんがそれぞれ自分の納得のいく形で、前向きに選択できたらと思います。
Aさん、ありがとうございました。
心理学で身につける「相手の話を聴き、理解しようとする力」は、多様な仕事や人との関わりの中で活かされる大切な力です。
心理学の学びがどのような未来につながるのか、ぜひ想像しながら進路選択の参考にしてみてください。



